「サムネイル」の重要性とは。

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こんにちは。長壁です。

 

本制作に入る前の作業って、とても大切ですね。
「サムネイル」「ラフ」「台割り」・・・
「ネーム!!」

NHKで放送されている朝ドラ『半分、青い。』
最近よく見ています。
その中で、漫画家を目指している主人公が、ついに有名な漫画家の元で
見習いとして働く姿が描かれています。
高校卒業してすぐ上京する訳ですが・・・

先日見た回でのこと、主人公が先生の部屋を掃除していたとき、
大事な「ネーム」をごみと間違え捨ててしまった・・・というお話しでした。

「ネーム」?
これは、漫画家の方が制作に入る前に描く構想図みたいなものでしょうか。
ドラマの中では、捨ててしまったネームが先生にとっていかに大切なものであったかが強調されていました。
しかも、ネームだと気づかずに捨ててしまったことに落ちこむ主人公の姿。
ここの場面がすごく印象的だったことと、
弊社でもよく「サムネイル」というものを社長が描いているので、
何だか似た感じを覚えました。
特に最近は、サムネイルの重要性を改めて感じたので(笑)
このお話しは後ほど!

まず「ネーム」とは
“ネームとは、漫画を描く際、コマ割り、コマごとの構図、セリフ、キャラクターの配置などを大まかに表したもの。「絵コンテ」、「コマ割」、「ラフ・ネーム」、「ラフ」などと呼ばれる場合もある。”

ネーム_(漫画)より

漫画家と編集者が打ち合わせをしてから描いたり、
制作に入る前の土台となり、漫画の設計図であり、
方向性を決める大事な作業なのですね。

 

これは似てる!!
先に書いたように、弊社でも制作に入る前に「サムネイル」というものを社長が描きます。
お客さまからの制作指示を元に、要点を書き出し、どこに何をどう要素を入れるかなど、提案書兼、設計図みたいなものです。

先月、あるイベントのポスター制作でのこと。
内容が前回の流用とのことで、社長は前回制作したデータを元に修正などをしていきました。
ところが・・・
イベントの実施オペレーションが変更になり、
(詳細は載せられませんが)
“方針が180度近く変わった”ということを、
社内、現場、顧客にどうすれば伝わるか。
ポスターを制作するにあたって、大事なことは
“変わった”ということを見せて、分かってもら
うことだと社長から聞きました。
そのために、どういうことを伝えるといいのか、
どういう要素を入れるべきかを、何案もサムネイルを書き、
お客さまと意図を確認しました。

制作する上で、まず、そのイベントを実施する
インナーの方たちに、どう変わったのかという
ことを認識してもらうことが一番大変なことだと聞きました。

 

サムネイルもネームも制作前の大事な作業なのですね。
ドラマの主人公は、このネームが制作する上で、どれだけ大事だったかというのを
知り、自分が捨ててしまったことの重要さに気づいたんだと感じました。

私も最初は知らないことだらけだったなと(笑)
何のためのサムネイルかというのを知ると、
きちんと読んで内容を知っておくということもできるようになりました!

ここでまた朝ドラに戻りますが、
主人公が捨ててしまったネームは本当にごみで、
本物のネームは電子レンジの中にあったそうです(笑)

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