こんにちは。長壁です。
目先のことだけを考えても
自分のことだけを優先しても
周りはどう感じるでしょう。
先週、最終回を迎えたNHK大河ドラマ「西郷どん」。
毎週見ていました。
大河ドラマを最後まで見たのは今回が初めてでした。
最終回のテーマ「敬天愛人」。
西郷隆盛が貫いてきた信念とも言える言葉ですよね。
心に響くものがあり、常に同じ目線、人々の声を聞くこと、自分には何ができるのか、
この「西郷どん」を見てとても考えさせられました。
1人の人間として、武士として、軍人として、政治家として
国をかえようと、命ある限り自分のやるべきことを成し遂げた方なのですね。
おそらく、この大河ドラマを見なかったら、「西郷隆盛」という人とは、「敬天愛人」とはを考えることも知ろうとも思わなかったかもしれません。
私にとっては、貴重な時間でした。
【社内で話題となったある言葉】
ドラマを見て、色々調べてみました。
「敬天愛人」とは、天を敬い人を愛すること。
「御役目」とは、責任を持って果たすべき務め。
“「天を敬い、人を愛する」と読みますが、この「敬天愛人」という言葉には、西郷の自己修養のための指針(目標)と、信仰的でもある天命に対する自覚という考え方が含まれています。”
引用元
『敬天愛人について』
https://www.page.sannet.ne.jp/ytsubu/keiten.htm
ひとつ思ったことがありました。
以前ブログで「教養」について調べて書いたことがありました。
“教養=知ろうとする姿勢”
まずは、自分たちが生きていくには欠かせない食料。
これを無くさないためには、まずは、農作をしている人々の思いを知るために、自分もやってみる。
流れ着いた知らない土地に辿り着いたとき、そこで暮らす人々の思いを知るために、その土地の人たちと同じ生活を共にする。
国がかわろうとしたとき、若い人たちが新しい道を生きられるよう、学校を造る。
などなど、常に同じ目線で相手を知ろうとする姿勢を感じました。
経験や体験から得た知識、ものの見方、考え方などは、相手を尊重し、相手のことを理解しようとする姿勢があったからなのかなと私なりに考えてみました。
時代は違いますが、相手を見ず、目先のことだけを考えたり、自分のことを優先することは、本質からズレる最大の要因なのだろうと思いました。
大河ドラマからたくさんの事を感じ、考えるきっかけとなりました。
「教養」についてのブログはこちらです。