それは「校閲」!

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こんにちは。長壁です。

お客さまからの制作物でのこと。

手書きの原稿をお客さまからいただき、わたしがテキストデータにします。
原稿とテキストデータから社長が制作。
出来上がったもの(初稿)を校正します。

その中で、誤字だと思ってしまったけど誤字ではなかった!
それは、
(こうぎ)「講義」という漢字。
原稿には「講議」と書いてあり、これは間違いかなと思い「講義」と赤字を入れました。

社長が制作をして、出力したもの(初稿)を校正したところ、
わたしは「講義」とテキストを打ったのですが、初稿では「講議」と原稿通りになっていました。
「講義ではないですか。」と社長に確認したところ、
お客さまのところではこの講義ではなく、話し合ったり、討論するという意味で「講議」なんだと知り、お客さまに確認したところ、やはり「講議」が正しかったようです。

後で色々調べてみたのですが、
「講義」は先生が知識や学問の内容を話してきかせること。特に大学の授業のこと。
辞書には載っていなかったのですが、「講議」には、相手にわかるように話すという意味の「講」と、話し合う。相談する。議論するという意味の「議」で「講議」と使うこともある。
先生が一方的に説明してきかせるのではなく、生徒さんもそれに対して意見を言ったり、みんなで話し合うスタイルだから「講議」なんだと知りました。

お客さんがあえてこの漢字を使うのには理由があったんですね!
今回のことで私に足りなかったところは、何だろうと考え
気づきました!
「校正」はしたけど、「校閲」はできていなかったんだと……
ただ、誤字脱字を見るだけではなく、全体を見て、中身を読むことができていなかったのです。

今回のことで自分に欠けていたことに気づくことができました。
「校閲」ってスゴイな!と改めて思いました。
以前やっていたドラマ録画していたので、もう一回見てみようかな(笑)

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