「こそあど言葉」ライティングでの表現

こんにちは。長壁です。

今回は、「こそあど言葉」について書きます。

先日のブログでのこと。
私が書いたブログは社長に読んでもらい、
誤字脱字を含め、内容のチェックを
してもらっているのですが、
先日アップした
「見える化ボード作戦〜最終章〜」の記事で、
下記の文章がありました。
『やっぱりそんなときこそ、「見える化ボード」が
とても役に立ちました。』

注目してもらいたい言葉が、「そんなとき」です。

私は最初、「こんなとき」と書きました。

社長から、(「そんなとき」だよね。)と赤字が入りました。
私の中で、(「こんなとき」?「そんなとき」?ん?何が違う?)
すみません。正直、2つの違いがよくわかりませんでした。

やばい!
今まで、意識していなかったのですが、
文章を書くとき、けっこう「こそあど言葉」を使っています。
会話と違い、文章だけで相手に伝えるブログは、
「こそあど言葉」の使い方ってけっこう大事かも!
と思い、調べてみることにしました。

こそあど言葉とは。
物事、場所、方向そして様子を指し示すような働きをする言葉です。
こそあど言葉には、下記の言葉があり、使い分けも必要です。


物事のこそあど
これ、この
それ、その
あれ、あの
どれ、どの

場所のこそあど
ここ
そこ
あそこ
どこ

方向のこそあど
こちら、こっち
そちら、そっち
あちら、あっち
どちら、どっち

様子のこそあど
こんな、こう
そんな、そう
あんな、ああ
どんな、どう

こ → 話し手に近い場合
そ → 聞き手に近い場合
あ → 話し手、聞き手のどちらからも遠い場合
ど → 指し示すものがはっきり決まらない場合


会話だと自分と相手の距離がわかりやすいので、
みなさんも
あまり意識せずに使っていると思います。

しかし、
文章のみだと「あれっ。これ?それ?どっち?」
なんて迷うことがありませんか?

文章で「こそあど言葉」を使う理由として、
同じ文を繰り返し使わずに、
すっきりさせたいときに使うと思います。
そのときに、意味が相手にきちんと伝わるかも重要です。
使い過ぎるとかえって読み手にストレスを与えてしまうかも。

文章で使うときを調べてみると、
イメージの位置関係を意識するといいそうです。
聞き手に近い場合に使う「それ」
参考にしたサイトでは、


“作文では「読み手の近く」というよりもむしろ「読み手の中のイメージ」を「それ」と呼ぶことが多くなります。”

引用元
ききょうけん(キッズの教養を考える研究室)
作文における「これ」「それ」「あれ」〜今日から始める読書感想文⑳〜
https://kikyouken.hatenablog.com/entry/2019/04/19/200000

とありました。

また、言葉の意味を辞書で調べました。
大修館書店 古語林より


これ・・・これ・・・この物。この人。この場所。こちら。この時。今。このこと。
     話し手や書き手に近い人・事物・場所・時をさす。

それ・・・それ。そこ。その人。そのこと。そのとき。
     それほど遠くない人・事物・場所をさす。

あれ・・・あれ。それ。あちら。
     話し手から離れた所にある事物や、話題の中の事柄をさす。

どれ・・・どのもの。どこ。だれ。
     不特定の事物・場所・人をさす。

大修館書店 古語林

調べたことを参考に、
実際に、ブログで私が書いた文章を例にしてみます。

『コロナウイルスのことで休校もありましたが、
やっぱりそんなときこそ「見える化ボード」が
とても役に立ちました。』

そんなときが指し示している文章は、
『コロナウイルスのことで休校もありました』です。

そのときの状況を読み手にもイメージして、
共感してもらいたいときは「そんな」を使うのだと思いました。

書き手のイメージを強調したいときは
「こんな」を使うといいのだとわかりました。

さらに、「これ」にはこの時。今。という意味が含まれます。
ブログでは、書き手である私の過去のことについて書いていますので、
「そんなとき」を使うほうがいいのだと確信しました。

会話だと、相手が目の前にいること、
実際に人と話しているという状況になるので、
わかりやすいのですが、
文章で表現するとき、
相手をイメージすることや、時間軸が正しく表現できているかが、
本当に大事なんだと改めて思いました。

簡単なようですが、書くことに夢中になると忘れやすいです。
常に意識するよう心がけたいと思います。

「相手をイメージすること」の大切さを知る
きっかけにもなりました、こちらの記事も
よかったら読んでみてください。