リライトの意味を勘違い!

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こんにちは。長壁です。

 

『リライトって』
私、リライトの意味を勘違いしていました。
弊社に入社して早6年。

制作物の校正・校閲をしていますが、
先月、社長から「リライトをやってみよう。」ということで、
チャレンジしてみました。

あるクライアントのHPの一部の原稿を元に行いました。
こちらのクライアントとは様々な案件を通して、
私も校正・校閲などで携わっていました。

様々な案件の中で特に、
「ブランドコンセプトの再構築」「総合パンフレットの作成」で、
社長とクライアントとのミーティング内容を聞いたり、資料を準備したり、
制作物の校正・校閲でクライアントが本当に伝えたいことというのを間近で見ることができました。

私がこれまでに経験したことを活かして、
どう表現すれば、クライアントが伝えたい想いをHPを読んだ人により分かりやすく伝わるかを目的に
「リライト」にチャレンジしてみたのでした。

 

「コピーを書いてしまった」
はい!やってみます!
私は早速リライトをしてみました。
ところが、社長に見せたら、一言「全部書き換えてしまったね。」

そう。

リライトではなく、ブログと同じようにコピーを書いてしまったのです。
見出しに「コミュニケーションの土台を作る」と書いてあり、
元原稿をいかさず、パンフレットのコピーや
ブランドコンセプトの再構築したときのポスターのコピーなどから
新しくコピーを書いてしまいました。
コピーとリライトを一緒に考えてしまったことが間違いでした。

 

「リライトとは」
ひとつの原稿を元に言い回しや表現を変えることです。
最初の原稿をいかすことです。

社長に教えてもらいました。

何より一番大切にしてほしいことは、
『最初に原稿を書いた人をリスペクトすること』
つまり、ここではHPの原稿を書いた人がいます。この人の労力を大切にすることでした。

 

「もう一度挑戦」
一番やりやすいリライトとは、見出しで伝えたいことを文章中から抜き出す。
ここでは、「コミュニケーションの土台を作ること」はどこかを抜き出し、
抜き出した文が先頭にきていると分かりやすいということでした。

より伝わるように文章を入れ替えたり、言い回しを替える
これは、私がやってきた校閲の範囲内だったと改めて気づきました。

最後にここで言う「いかす」について
「いかす」という言葉、漢字で書くと「活かす」「生かす」の両方があります。
「活かす」には活用するという意味がり、
「生かす」には延命させるという意味がありました。

原稿を書くためには“人”が必ず存在します。
リライトとは、最初の原稿を“生かす”ことなんだと思いました。
今後、校閲するときも、そこには原稿を書いた人がいることを頭の隅に留めておこうと思えるいい経験となりました。

 

前回の記事【「アーリーアダプター」ってどういう意味だろう?

次回の記事【社内で話題の言葉『教養』とは。

 

記事内にありますクライアントの制作物に関する記事はこちら。

・「読む人より使う人に愛されるツールを」パンフレット編

・「ブランドコンセプトを再構築」〜それを現場に伝えるには〜

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