名刺の刷り上がりでオフセット印刷とオンデマンド印刷を比較してみた

こんにちは。長壁です。

実感!
オンデマンド印刷のクオリティーが高い。

色の再現性や高繊細かつ高品質なのは、
「オフセット印刷」だと以前、社長から聞い
ていました。

しかし、オンデマンド印刷と言われる出力機
の精度がどんどん上がっていることを知りま
した。

きっかけは、
オフセット印刷で刷った名刺と
オンデマンド印刷で刷った名刺を
見比べてみたときです。

数十年近く弊社へ名刺デザイン制作を依頼し
てくださっているクライアントのお話です。

印刷は、当時からお願いしている印刷会社で
す。今までオフセット印刷という方法で刷っ
ていました。

名刺の用紙は、「サンマット」という特殊紙
を使用。
デザインは片面のみで
ロゴマークのみを特色で台紙に刷っておき、
注文をいただいてから
スミ1色を使って、刷り込む方法。

なぜなら、特色の方が発色が良くきれいに
仕上がるからです。

 ↑ この印刷方法は、

『オフセット印刷』

社長から聞いた話です。
ロゴマークは特色を指定している会社が
多い。

オンデマンド印刷は、CMYKの4色で色を再現
しているので、指定した色を再現しづらい場
合もある。

オフセット印刷は、特色を使えるので、指定
した色を再現できることと、色の再現幅が格
段に広い。

なので、オフセット印刷で刷る場合がほとんど。

話を戻しますね。
こちらのクライアントの名刺は、当時から
ずっと同じ印刷方法でした。

しかし、ここ数年、その方法で印刷している
ところが激減。
台紙はずっと印刷会社で保管していますが、
年数が経つとどうしても紙の色が変わってき
てしまう。

そんな事情もあり、印刷会社さんより「オン
デマンド印刷でやらせてもらえないか。」と
いう相談が社長のところへありました。

今後もオンデマンド印刷へシフトしていくか
どうか。
クライアントに了承を得る前に、社長の目で
色や台紙を確認するために、2種類の刷り上が
りを印刷会社さんから送っていただきました。

はたして違いはあるのか?

「見た目、ほとんど差はない!!」
これは私が感じた印象です。

社長の目から見るとどうなのか聞きました。

【オフセットの場合】
・ロゴのエッジ部分がきれい
→ 版を必要とするオフセット印刷は、高解像
度の原版を作れるので、文字の輪郭やエッジ
がシャープに再現できるから。

・色味は落ち着いた色を再現
→ 液体インクを使用するので、紙に浸透し
て、なじんだ仕上がりになるから。
   
・台紙はロゴマークのみを特色で刷っておき
保管したものを使っているので、年数が経つ
とふちの部分が黄色っぽくなる。
→紙は温度や湿度に弱いため、厳重に管理され
ていても、止められない。

【オンデマンドの場合】
・ロゴのエッジ部分が少し粗い
→ 版を使わずデータを出力機に送り、CMYK
の4色で再現するため、繊細なラインはオフ
セット印刷には劣る。

・色味は若干テカる
→ 粉トナーを熱やオイルで定着させるため、
テカってしまう。

・台紙は常に新しい。
→ 必要なときに必要な分だけ印刷できるた
め、紙の状態は気にしなくていい。

社長からは、「一般的に見るとほとんど差は
感じない程度」の違いだそうです。

社長や、印刷会社担当の方は「アナログ時代
を経験しているからこそ気になるのかも。」
と言っていました。

オフセット印刷は、大部数向き。用紙サイズ
や使える紙の種類も豊富。
色の再現性、細かい文字や罫線の美しさな
ど、高品質で高精細である。

印刷で目にするものは、紙の印刷物だけでは
なく、パッケージや企業のロゴなどたくさん
の色で溢れかえっています。
それらはオフセット印刷が多くを占めている
のだろうと思います。

しかし、必要なときに必要な分だけ印刷でき
るオンデマンド印刷のニーズはどんどん増え
ているのでしょう。各種メーカーから様々な
高性能な出力機が登場し、少部数でもクオリ
ティーの高い印刷が可能になり、版を使わな
いので、短納期でできる。

「用途によって印刷方法も選べる、選択肢が
拡がった」ということですね。

ちなみに、最近「ハイエンドデジタル印刷」
という印刷方法があるというのを私は知りました。

”従来のオフセット印刷機の仕組みでは回避が難しかった少部数印刷における色の変動やムラの問題を大幅に抑制することが可能なオンデマンド印刷とは異なる、極めて高精細な印刷方式です。”

グラフィックより
https://www.graphic.jp/lp/hybrid_print_method

デジタルの進化はすごいですね!

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