英語と日本語の違い「I like it.」とは

ほめるときの 「I like it.」とはどういう意味?

こんにちは。長壁です。

ほめるとき、言葉のかけ方でも、文化の違いがある?!

「I like 〜.」という表現について、
おもしろいと思ったのでご紹介します!

DM制作案件で、
ある英会話スクールの代表の方との
打ち合わせがあり、私もその打ち合わせに
参加させていただいたときのことです。
こちらの英会話スクールさんは、
幼児から小学生向けの教材も制作されています。
その中でスピーキングの教材を
見せていただきました。

そこに、「I like 〜.」という表現がよく
出てきていることに、社長が気づきました。

社長が英会話を習っていたときの体験談です。
英会話の先生からよく「好きな○○は何?」
と聞かれることがあったそうです。
「○○」と答えると、「なぜ?」と聞き返される。
しかし、特に理由がなく何となく好きなんだよな。
というときにどう伝えるのか困ってしまったり、
知っている表現でどう理由を説明するかを考え
たりしてしまう。本当の理由をねじ曲げてしま
うことがあるという話でした。

私もあったなぁと思いました。
英語の授業で、私も理由を聞かれることに
ドキドキしていたことを思い出しました。
私自身、「なぜ?」に対してひとつの正解を
探してしまうクセもあったのです。
友人との会話だと「何か好き」という感覚で
話してしまうので、そこにきちんとした理由
を伝え合うことがあまりないかもと思いました。

教材で、この「I like 〜.」という表現が
使われる理由は、
子どもたちは好きなことや好きなものって
伝えやすいからなのかな??と思っていました。

これこそが「文化の違い」だった!!
お子さんをほめるときに、どんな言葉でほめますか?

おそらく日本人は、「上手だね。」「わかりやすいね。」「よくできたね。」
とほめる方が多いかなと思います。
私も子どもに対して上記のような言葉をかけることが多いです。

「上手」「わかりやすい」という言葉には、
私が思う理想に対してどうかという基準を作って
ほめていることに気づきました。

それに対して、
ネイティブの先生たちは、子どもたちをほめるときに
「I like it.」という表現をよく使うそうです。
相手に対して「自分は好きだよ。」という表現のひとつなんだそうです。

相手が子どもとか関係なく、あなたの考えや、
あなたがしたことに対して
私も好きという、対等に向き合う伝え方ですね。

英語圏では、自分軸を大事にしていて、
自己表現をすることの大切さを
小さい頃から身につけているのですね。
こうした1対1の関係は、きっと、子どもたちも
自分のことを認めてもらえたという気持ちになると思います。

後日、子どもが学校で書いてくる連絡帳を見て、
この表現を使ってみようと思いました。
なぜなら、
最近、子どもの連絡帳の字が雑になっている
ことが私の悩みだったからです。

丁寧に書かれた連絡帳の字を子どもと一緒に
見比べて、
「お母さんは、こっちのほうが好きだな。
見たときに、何が書いてあるかわかるし、
読みやすくて好き。」
と伝えました。
すると、「ぼくも、こっちのほうが好き。」
「片付けるのに時間がかかって、連絡帳を
書く時間がなくなって字が雑になっちゃう。」と
字が雑になる理由も話してくれました。

以前は子どもに対して、「字が雑で読めないよ!」
と責めた言い方をしていました。

私にとって読みやすいか、きれいかどうか
という基準で言っていたのです。

しかし、この字のほうが好きという言い方にすることで、
丁寧に書くようになりました。
連絡帳はお母さんも読むし、
子どもも好きな字を書こうと意識が変わったように感じました。
魔法の言葉ですね!!

余談ですが、
「Like」を使った表現で文化の違いを発見!
Facebookには英語版と日本語版がありますが、
社長との会話で、「Facebookの日本語版は、『いいね!ボタン』、英語版だと『Likeボタン』だね。」
と違いがあることに気がつきました。

調べてみると、世界中で使われているFacebookですが、
『いいね!ボタン』は日本と韓国のみらしい。
参考サイト
“「いいね!」は全世界共通か? | CJコラム – シトラスジャパン”より

好きか嫌いか。良いか悪いか。
ものごとをはっきり表現できる英語圏との文化の違いを感じましたが、
絶妙なニュアンスで表現できる
「いいね!」は、いろいろな場面でも使える万能な表現方法のひとつですよね。
きっとこれも日本の良さで、私たち日本人にはなじみやすいのかもしれませんね。

文化の違いについてもっと知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。