記憶に残る熟語

こんにちは。長壁です。

久しぶりに見たこの熟語。
みなさん読めますか?
それは、「齟齬」です。

社長がブログを書いたので、アップする前に私が読んでみることになりました。
スルスルと読み進めていると、一瞬目が止まってしまいました。
それが「齟齬」という言葉がでてきたときでした。

この熟語を知ったのは、2017年でした。
2年も前なのになぜかそのときのことを覚えています。
クライアントとのミーティング資料を社長が作り、
私がその資料を校正しているときでした。
文章中に「齟齬」という文字。
これって何??笑
読み方すらわかりませんでした。
読み方がわかれば、意味は辞書なりネットなり調べればすぐでてきますね。

見たことがない漢字だったので恥ずかしいというより、知りたいという気持ちでした。

   この熟語は何と読むんですか?

私は社長に聞きました。

   「そご」だよ。使わない?
   簡単に言うと、お互い言っていることがずれていたりすることかな。

私は、初めて知りました。使ったことないです!

このときは、
「齟齬」という言葉を「ずれていること」と社長は書き換えました。
なぜなら、
ミーティングにはネイティブ(イギリス人)の担当者も参加していたので、
わかりやすい言葉のほうがいいと思ったからです。

そして今回久しぶりに「齟齬」という熟語を見たとき、
ビジネスでは使われる熟語なんだと思い、しっかり調べておこうと思ったのです。

齟齬・・・上下の歯がくいちがってうまくかみあわない。物事がちぐはぐだ。

一文字ずつ調べてみました。
齟・・・①かむ。歯で物をかみくだく。②上下の歯がくいちがう。
齬・・・上下の歯がくいちがう。

ほぼ同じ意味の漢字がくっついて熟語になっているのですね。
この漢字は、だいぶ古い時代から伝えられた音なんだそうです。
「齟」は呉音といって、漢音以前に伝えられた音。
「齬」は漢音といって、ほぼ奈良時代から平安時代初期にかけて伝えられた音。

歴史はちょっと苦手なので、詳しくは説明できませんが、
漢音は、中国の北の地域から伝わった漢字の読み方で、
呉音は、中国の南の地域から伝わった漢字の読み方だそうです。

詳しくはこちら。
“漢音とは?この「読み方」が伝わった流れを解説!”より
https://ukiuki-express.com/archives/1743.html

似たような熟語(類義語)や、わかりやすい日本語で言い換えられて使うこともありますが、
今回のような漢字は日本と中国の歴史を感じることができました。

漢字って日本人にとって大切な文化のひとつですね。
難しい漢字や熟語も意味などを一緒に知ると記憶に残っていくのだと感じました。