「クロスメディア戦略」と「メディアミックス」とは。

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こんにちは。長壁です。

最近、マーケティング用語が社内で飛び交っています!

そして今回、初めて聞いた用語が「クロスメディア」です。
この「クロスメディア」という用語はマーケティング用語で
ここ数年前から注目されているそうです。

また、この言葉と一緒に知った用語があります。
それは「メディアミックス」です。

「クロスメディア」も「メディアミックス」も何だろう?と思い
まず調べてみました。

業界では「クロスメディア戦略」と呼ぶんですね。
様々な媒体を使い、媒体ごとに表現・伝えたいことを変える。
各メディアが相乗効果を高めていき、段階を踏みながら
購入まで誘導する。
導線をつくること。

一方、「メディアミックス」とは、
メインとなる1つの広告表現を用いながら、様々な媒体を使用して
見た人の割合を高めること。
テレビを見ない人でも新聞、雑誌などで広告に触れればリーチが
拡大できるという発想とのことです。

何だか難しいですね〜
何となくわかるのですが、視点を変えて私なりに推測してみました。

両方共通するのは、「メディア」を使うということですね。
では、クロスとミックスではどう違うのでしょう?
クロス(cross)とは、一般的には「交差すること」とあります。
調べているとこんな意味を見つけました。
「相互に利用し合ったり、互いに関わり合っている物や状態を表すときに用いる形容詞」
なるほど〜と思いました。
1つの最終ゴールに向かって、各メディアが利用し合ったり、関わり合うことでお互いに
相乗効果を高めていくんですね!

次に、ミックスについてです。
ミックス(mix)とは、「混ぜる」「結果的に各要素が一様なものになる時に用いる」
とあります。
つまり、メディアミックスとは、同じ要素を様々なメディアを通して発信している
ということですね。
どの媒体も同じ表現だったりして、こんなことをやってますよ。ということを
知ってもらうためのもの?
お知らせがいっぱいくるということですね!
どうやらメディアミックスとは、購入までは誘導していないらしいです。

調べていると、大成功したクロスメディア戦略の例として、妖怪ウォッチがあげられていました。
妖怪ウォッチは私の子どもたちも大好きなんです!
社会現象にもなっている妖怪ウォッチはこの「クロスメディア戦略」があったんですね。
アニメ、ゲームはもちろんですが、マンガが最初だったとは知らなかったです。
「コロコロコミック」という少年に大人気なコミック本に連載とのことで、
子どもたちが妖怪ウォッチを好きになってから、何回か購入した記憶がありますね。
でも、ただマンガが読みたいという理由ではなく、そこから応募しないと
手に入らないメダルがあったり・・・
アニメやゲームはもちろんですが、主人公が持つ妖怪ウォッチがおもちゃで発売となったら
購入し、妖怪メダルが次々に発売されれば、購入しと次から次へと動かされていましたね(笑)
また、ゲームソフトではアニメには出てこない妖怪?が出てくるなど子どもたちにとっては
それぞれが魅力的だったようです。
また、それにつられて大人が動かされていました。
子どもをターゲットに、大人が購入するよう誘導されていたんですね。
子どもたち、いや、家族で「クロスメディア戦略」にハマっていたのですね(笑)

企業が仕掛ける戦略と私たちが暮らしている中での目線で考えるとおもしろいですね。

こちらを参考にさせていただきました。
https://thefinance.jp/strategy/160713
https://smalistblog.com/2663

クロス

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