【ポスター】制作ブランディング「日本語と英語の違うルール」とは

英会話スクールポスター制作「異文化理解力」 ブログ

こんにちは。長壁です。

「Hey!Pass me!」
ボールで遊んでいたとき、7歳の息子がこんな言葉を口にしました。
私は驚き、思わず、「もう一回言って!」と言ってしまいました。
どこで覚えたの?と聞くと
学校の英語の授業で知ったそうです。
ボールを使って、こういうときはこう言うんだと
動きと一緒に『音』で覚えたのですね。

このことを社内で話しました。
子どもは『音』を聞いて覚えたからだねと、社長から聞きました。
大人がこの英語を聞いたら、まず『文字』が頭に浮かばない?と聞かれ、
「確かに、音よりも英単語を先に考えてしまいますね。」と話しました。

わたしのように、中学校から学校で英語を学んだ方たちは、
まず、アルファベット。そして単語と文法を授業で習うので、
大人になると、どうしても英語の文字から先に考え、その後に音。
初めて見た単語につまずき、英単語の文字と読み方と意味を覚えていく勉強法をしていました。
英語が好きで海外に行ったとしても、「どう言えばいいのか」ということを考えてしまい、
実際に使いこなすことができないと思ったことはありませんか?

弊社で制作しました
『シェーン英会話」さんのブランディングポスター第5弾!

英会話スクールポスター「日本語と英語の違うルール」

このポスターで言う【異文化理解力】とは。
調べたり、聞いたりしたことで
より「そうなんだぁ。」と感じました。

「ひらがなとアルファベットは何が違う?!」
「文字」?「音」?「形」?

うーん。全て違う。
文字が違うのですから当たり前ですよね。
言語のルーツは文化的背景も関係していますね。
そう考えると、日本の文化と英語圏の文化が違うように、
その国で使われる言語、ここでは、「日本語」と「英語」にも違いがあるのです。

このポスターを制作する前、「高崎学童塾」さんから英語学習に関する悩みを社長が聞いていました。
その話を社長から聞きました。
学童と塾を合わせ持つ「高崎学童塾」さんでは、英会話スクールも行っています。
子どもたちは耳から聴いた音と一緒に学ぶので、
小学校で教科として英語を学ぶと混乱してしまうそうです。

この話の後に、【フォニックス】という言葉を知りました。

まず、ひらがなとアルファベットの違いから確認してみます。
小学校に入ると、「ひらがな」を覚えますね。
あいうえお・・・
50音の形と読みを覚えれば、ひらがなで書かれた単語や文章は、読み書きできます。

では、英語のアルファベットは?
abcdefg・・・
26文字覚えたら、単語や文章は読み書きできますか?
いいえ。
できないのです。
その理由は、形と音読みと名前読みがあるからです。
例えば、
dog→文字の名前は、ディーオー・ジー。
でも、3つのアルファベットが1つの単語になったとき、ドッグと発音します。
※カタカナ表記のため、実際の発音記号とは異なりますが、すみません。

日本語のひらがなと同じように覚えると、初めて見た単語はどうしても読むことが難しくなってきます。
つまり、日本語と英語には『違うルールがある』ということに気づくと
英語に対しての理解も深まるのではないでしょうか。

これが、アルファベットの音と文字の関係性を学ぶ方法が【フォニックス】です。

「読む」「書く」だけの時代は過ぎ、
「聞く」「話す」ことも重要視されている現代、子どもたちの英語学習もわたしたちのときとは
違いますね。

英語で話そうと思ったとき、頭で単語や文法を先に考えてしまいすぐに、英語が口からすっと出ない理由は、
きっと、わたしは、日本語のひらがなのようにアルファベットの文字と読み方を先に学んだからだと思います。
子どもの『音』を聞き取る能力はすごいんだなと感じたように、
子どものほうが柔軟に【異文化理解力】を体で感じとることができるのかなと
実感しました。

アルファベットの文字とルールについて参考にさせていただきました。
“英語教育のmpi『英語の基礎基本フォニックス』より”
https://www.mpi-j.co.jp/store/phonics/

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