【ポスター】制作ブランディング「異文化理解力」とは

英会話スクールブランディング・ポスター制作「異文化理解力」とは ブログ

こんにちは。長壁です。

おもしろい英語の言葉を知りました!
「Find common ground」とは。
シェーン英会話さんのブランディング・ポスター制作でのことです。

英会話スクールポスター制作「異文化理解力」とは

「Find common ground」

こちらの英語は何という意味かわかりますか?
わたしは正直すぐにはわかりませんでした。
何かを見つける。何を?
「ground」は運動するようなグラウンド、場所っていう意味?
「common」は?
という感じでした。

まず、英語の意味を調べてみました。
「common」は共通の、共同のという意味。
「ground」は地、地面、場所という意味。

さらに、
「common ground」で、共通の土台、共通点、合意点などという意味でした。

参照
『英辞郎 on the WEB:アルク』より
“common groundとは”

「ground」という単語が使われることに
「へぇ〜。不思議」という感じでした。

逆に、日本語でいう「共通点」を英語に
しようとすると、“point”という1箇所
みたいな単語を使うのかなと考えてしまいます。
みなさんはどうですか?

言葉だけではちょっとわからないので、
見方を変えてみました。

共通点を見つける。妥協点を見いだす。
という意味で使われる
「Find common ground」という言葉は、
イギリス出身のネイティブの方から
教えてもらいました。

日本語の「点」という意味とは想像でき
なかった「ground」という単語。
言葉の元となる文化や歴史の違いがあるのでは?

そもそも日本は島国です。
歴史を調べてみると、外国から攻められたことが
あっても、運よく自然に守られ回避できたり、
アメリカの黒船が来航したときも開国ということで征服はされなかった。
その後、第二次世界大戦がありましたが、国を取
られることはなく、歴史を見ても外国に支配され
たことがない国だと知りました。
日本は1つの国であり、日本民族です。

一方、同じ島国のイギリスですが、
歴史を知ると日本とは全く違うことがわかりました。

イギリスは4つの王国でできています。
歴史を調べてみると、ローマ軍より2度攻め
られ、嵐によって守られ回避できたそうです
が、3度目に攻められたときはローマ軍に
征服されたそうです。

その後、ローマ支配が終わると、今度は違う
ところから攻められ征服されたそうです。

9世紀にイングランド王国が建国されましたが、
また攻められ、元々住んでいた人たちは
西と北に移り住むほかなかったそうです。

イギリスが4つの国に分かれている背景には、民族
が異なっているからだと知りました。

同じ島国でも、歴史を見ると全く違い、
文化も違う中で多種多様な民族と共に
生活してきたのですね。

その中でコミュニケーションをとって
いるのですから、考え方が違って当たり前です。

だけど、お互いが歩みよろうとするとき、人はどう動くのか。
何か共通するものを見つけようとしたり、
互いに妥協できるところを探ったりして、
お互いにもっと相手のことを理解しようと
努力するのかなと思いました。

「英語」は世界共通語ですよね。
しかし、「日本語」というのは日本独自の
文化の中で生まれた言葉です。

英語は世界共通語というだけあって、世界は
広く、島国である日本と違い、同じ地上で
多種多様な文化で育ってきた方たちが、
「英語」という共通の言葉を通して
コミュニケーションをとってきています。

「Find common ground」という言葉には、
ひろーい世界の中から共有できる何か、
共通する何かを見つけようという考え方ですね。

言葉って奥が深いですね。
英語もいろいろな言葉があり、探っていくとおもしろいですね。

参照
『イギリス・ウェールズの歴史ーカムログ』より
“侵略された島国イギリス、侵略されなかった島国日本”

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