なぜ「北を上に」揃えているのか。

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こんにちは。長壁です。

地図を読むのが苦手な長壁です。
そんな私ですが、地図について面白い話を聞きました。

前回のブログで、地図の校正について書きました。
その際に、
社長が書き起こすとき、「北を上に揃えている」ということを
教えてもらいました。
なぜなら、お客さまから支給されるデータは方位が統一されていないことがあります。
紙面に載っている地図は、不特定多数の人が見るため、一般的な地図のように
北を上にしているそうです。
土地勘のある人は、地図を見たときに「場所があの辺だな。」と分かるようにするためでもあります。
逆に、徒歩や特に女性は目的地を上にしてあると分かりやすいとか。

では、なぜ地図は北が上なのか。

現代では、地図以外にカーナビ、スマホのナビ機能が当たり前のようにあります。
誰もが自分の位置を把握でき、目的地までナビが誘導してくれます。

しかし、昔の人は、方位を何で確認していたのか。
それは、北極星を方角の基準にしていたとのこと。
その後、発明されたコンパスも北と南を指し示すものだから、昔の人は、
常に北を向いて、方位を確認していた。
「参照」
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1438340389?__ysp=5Zyw5ZuzIOWMl%2BOBjOS4iuOBrueQhueUsQ%3D%3D

だから、今でも地図は北が上なのですね。

さらに、こんな話も聞きました。

男性は地図を見るのが得意な人が多く、女性は苦手な人のほうが多い。
男女の脳に違いがあるみたいだということを聞きました。

実際、私は地図を見るのが苦手です・・・
曲がる方角を間違えたりすることもあります。

男性は得意なイメージがあります。
父親もそうでした。家族で遠くに出かけるとき、地図を見ただけでだいたい分かるようで
大概、目的地に着くことができていました。

脳が関係しているなんて面白いなと思い、調べてみました。

すると、
『ドライブをするなら男女一緒の方がいい。なぜなら、男女はお互いに異なる地理感覚を備えているからである。男性は「地図を読むのが得意」で女性は「道順を思い出すことが得意」だからである。このことが研究で明らかになった。大昔に男女の果たした役割の違いから、お互いに異なる分野が発達したようだ。』
引用
https://rocketnews24.com/2010/05/09/男は「地図を読むのが得意」女は「道順を思い出/
rocketnews24.com > トップ > 生活

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp > … > 一般教養 より
『地図を読むのが得意な人には、「空間認識能力」という右脳の働きが大きく影響している』とのこと。
これは男性のほうが女性よりも右脳が優位な人が多いため、男性は地図を読むのが得意と
言われているそうです。

人々が生活していく過程で、男性と女性で役割が異なっていたためなのですね。

では、目的地を上にしたほうが分かりやすいのはなぜ?
それは、自分のいる地点を手前に、進行方向を上にしたほうが見やすくなるからです。

地図を読むのが苦手な私は、北が上より、目的地が上のほうが方向をつかみやすくなります。
どの方向か分からなくなると、
気がつくと、ぐるぐる地図を回しているこがあります(笑)
地図を読むのが苦手な方は、進んでいると、自分のいる場所から目的地までの方角が
分からなくなってしまうと思います。

その点、ナビは常に目的地を上に設定できます。
歩きながらや、また、車を運転しながらでも目的地に向かって進むよう誘導してくれるので、地図を読むのが苦手でも分かりやすいのですね。

今回、制作した折込チラシやポスターに載せる地図は、「場所がどの辺にあるか」わかればいい。
更に分かりやすくするために、目印となる駅・建物・交差点名などが大切になるのですね。

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