よく目にする言葉「仮説」

子どもと実験!その名も「見える化ボード作戦」 ブログ

こんにちは。長壁です。

最近よく目にする言葉。
『仮説』です。

この言葉が私の頭に残ったきっかけは、社長との会話でした。
ブログの話だったでしょうか。
課題解決に必要な「PDCA」
P(Plan)→D(Do)→C(Check)→A(Action)
このP(Plan)で仮説を立てられると説得力が生まれる。
という話を聞きました。

ある休みの日でした。
テレビをつけ、チャンネルを変えていたら・・・
「あっ!」
観察→仮説→実験→考察
という文字が画面に映しだされていました。

おもしろそう。と思い私は番組に見入ってしまいました。

この番組というのは、
“NHK Eテレ放送の「考えるカラス〜科学の考え方〜」です。
科学の「知識」ではなく、自ら課題を見つけ、観察し、仮説を立て、実験し、結果をもとに考察する、という科学の「考え方」を学ぶ科学教育番組です。”
https://www.nhk.or.jp/rika/karasu/

タイトルの「考えるカラス」は、イソップ寓話の『カラスと水差し』から由来しているそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/考えるカラス〜科学の考え方〜

この番組を見て、私もある実験をしてみようと思いました。
それは、二人の子どもたちのことです。
長い夏休み、ダラダラでした。
「あれやった?これやった?」
「毎日少しずつ宿題をやらないと終わらないよ!」
なんて言葉をしょっちゅう言っていました。
普段のやり取りや行動を見直したとき、
二人とも正反対の性格ですが、共通していることが一つありました。
それは
「私から口で言われるとすごくイヤな態度をとる」です。

学校が始まってもこのやり取りでは、お互いイヤな気持ちになるだけだと・・・
そこで、私に言われる前にやることを「見える化」したらどうか。
学校から帰ってきてからやるべきことを細かく分け、
マグネットカードに書き込み、ホワイトボードに貼りました。

子どもたちは、やるべきことができたら裏返す。
二人には、まず説明をして、最後に私がチェックをしたり、家族が見られる場所に置いて、
共有することを心がけました。

二人ともやることは同じですが、長男は長男、次男は次男と必ず別々にします。
すると、競争心が芽生えるのか、「もう終わったよ!」「これやらなきゃ!」
と自ら行動できるようになっています。
長男が次男に「終わったら裏返しにするんだよ。」など気遣う場面も見られます。

長くなってしまいました。
私が、これやってみよう!と行動にうつせたのは、
普段の子どもたちを観察して考えたときに
、なぜやらないのか?もしかしたら○○だからなのか?
○○してみたら言われる前にできるのかも!と
「仮説」→「実験」の前の“観察力”がとても大事なのではないかと思ったからでした。

先日、社長がアップしたブログでも
「一つの仮説に辿りつきました。」という文章がありました。
振り返ってみると、
ミーティングでの参加者たちの言動などを観察して考えた結果、一つの仮説にたどりついたのだろう。
それを検証した結果、「えっ?そこっ?」と思えるような言葉の齟齬が原因だったと確信したのだろう。

私は、「仮説の前の考える=観察することが大事だと思いました。」
と流れとともに社長に話してみました。
すると社長から、「それはね、『聞く力』『見る力』『つなげる力』だよ。」
という言葉が返ってきました〜。
特に『つなげる力』というのがとても大事だということを聞きました。

そうか!
人対人の場合は『見る』という観察することだけではなく、
『聞く力』『つなげる力』が大事なんだと。

なぜ、私が口出しをしてしまうのか。
なぜ、子どもたちは自ら行動にうつせないのか。
『聞く』→ 私が言ったことに対して子どもたちが発している言葉
『見る』→ 二人それぞれの普段の行動、言われた後の行動や態度
『つなげる』→ 私が「あれやった?これやった?」と言うと、子どもたちは「私から口で言われるとすごくイヤな態度をとる」。ということがいつものやり取りになっている。
しかし、私たちは本当はこのやり取りをしたいわけではない。
子どもたちだって、できたらほめられたい。
私も、言う前に自ら行動にうつせたら嬉しい。ほめたい。
二人がやるべきことは何かわかるよう『見える化ボード作戦』だ!!とつながりました。

今回、
改めてコミュニケーションの大切さを感じたのでした。

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