ノンブルにも色々な形、呼び方、振り方の種類があることを知りました。

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こんにちは。長壁です。

ノンブルとは?
表紙と裏表紙は、ページ数に含む?含まない?

前回のブログで、弊社で制作したことのあるDMで「定形冊子型DM」があることをご紹介しました。
開封すると総ページ数が8ページになります。
ところが、私は表紙と裏表紙をカウントせずに6ページだと思っていました。
社長に、「8ページじゃない?」と言われ、表紙と裏表紙もカウントすることを知りました。

ノンブルについてですが、弊社の場合、開いた状態で1ページ、2ページと番号を振る。
表紙と裏表紙は番号を振らない。
ページ数を数えるときは、表紙と裏表紙も含む。

このことを知り、一般的にはノンブルはどのようになっているか調べました。

まず、1ページ目をどの位置のページから始めるかは、
冊子の種類や構成によって異なるそうです。

ノンブルの振り方にも種類があり、名前も違うようです。
「通しノンブル」全ページに順番に数字を入れる方法。

「別ノンブル」 内容のまとまりごとに区切り再び1からノンブルを入れる方法。

「隠しノンブル」ノンブルが飛び飛びになっている。ページ番号としては数えるが、漫画や雑誌などビジュアル性の高い出版物はノンブルを入れるべき場所に絵柄があって入れられない場合。印刷のない白いページや見出しページなどに使われる方法。

参考にさせていただきました。
「知っても役に立たない(?)印刷用語(4) ノンブル」
株式会社ニシキプリントさま

弊社にある制作の参考用の本などを見てみると、調べたように振り方は様々でした。
目次から1ページと振られていたり、表紙の裏や目次にはノンブルは振らず、
本文からノンブルが振られている本もありました。
また、雑誌にはノンブルが飛び飛びになっていて、入っていないページはビジュアルページになっていました。
「なるほど〜」
こんな風に雑誌や本を見たことがなかったので、視点を変えて見るとおもしろいですね。

次に、私が間違っていた総ページ数の数え方ですが、表紙と裏表紙も含むのが一般的でした。
これは業界では当たり前のことなんですよね。きっと。
調べて気づけてよかったです。
また、制作では表紙を「表1」裏表紙を「表4」と表記します。

冊子などは1枚の用紙を2つに折って構成されているので、「ページ数は4の倍数になる」
ということを社長に教えていただきました。
だから定形冊子型DMは2枚の用紙で構成されていたので、8ページになるのですね。

今回、参考にさせていただいたサイトでは、おもしろい情報が載っていました。
それは、ノンブルの形です。
「-1-」 数字と棒を組み合わせたノンブルの表記方法。
その名も
「ひげつきノンブル」と言うそうです!
片方だけ棒のついた「片ひげノンブル」と言うのもあるみたいですよ!

ノンブルにも色々な形、呼び方、振り方の種類があることを知りました。
ページ番号としか思っていませんでした。すみません。
たくさんの発見があり、今後のお仕事に生かしていきたいです。

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