会社で理科実験?!

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こんにちは。長壁です。

会社で理科実験!
鏡を使わずに、簡単に万華鏡?が作れる?!

お客様からポスター制作のご依頼がありました。
小学校2年生、3年生を対象とした理科実験のポスターです。

内容は偏光板(へんこうばん)を使った実験です。
偏光板がどんな役割をしているのかを探るために実験をしてみました!
実際のポスターとは違うバリエーションの理科実験です。

この日、広告代理店の弊社担当の方にお越しいただいて、実験グッズを用意して作っていただきました。
用意するのは、偏光板・セロファンテープ・紙コップ2つ・プラスチック板です☆
偏光板はホームセンターなどで売っているそうです。
鏡を使わなくても、これらを使って簡単に万華鏡が作れるんです!

1.紙コップ(2つ)の底を四角くカッターなどで切り取る。
2.偏光板も四角く切る。(2枚)切り取った紙コップの底よりやや大きめに。
3.切り取った偏光板を紙コップの底に外側から貼る。
4.プラスチック板を紙コップの底に合うように丸く切る。
5.切り取ったプラスチック板にセロファンテープを何枚も貼る。重ねて貼ったりするほうがいいです。
6.1つの紙コップにテープ貼った丸いプラスチック板を入れ、その上に、もう1つの紙コップを重ねます。

あとは、光の方向に向けて、紙コップをくるくる回すだけ!
見てビックリでした!
色がついたものは何も使っていないのに、そこにはいろんな色が写し出されます。
紙コップをくるくる回すと、色も変化していくのです。

まるで万華鏡のようでした!

なぜこうなるのか原理を調べるとかなり難しかったのですが、この実験では、光の性質とセロファンテープの性質、そして、偏光板の役割によって作られることがわかりました。

太陽の光には波長があります。目には見えないけれど、波長が長いと赤、短いと青、その間は緑や黄色など色が存在します。
偏光板には、いろんな角度からでている波長を一定の波長の光だけを通す役割があります。
更に、セロファンテープには光を曲げる性質があるそうです。

これらの原理を利用すると身近なものでも簡単に理科実験ができました!
また、偏光板は電卓にも使われているそうです。

作った紙コップの万華鏡を持ち帰り、子どもに見せたら、「虹色だぁ!!」と言っていました。
そうか、虹と同じ現象なんだとふと思いました。

理科実験なんて、小学生以来、○十年ぶりでしたが、わくわくしちゃいました(笑)

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