社内でのある日のこと

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こんにちは。長壁です。

意外と奥が深い!!

タクシーはいる?ある?

先日、社内で日本語の「いる」「ある」の使い分けについて
話題になりました。

簡単に説明すると
人や動物などには「いる」を使いますよね。
物には「ある」を使いますね。
自らの意志で動くものは「いる」。それ自体には意志はなく、人などによって動かされる物には「ある」。
更には、「魂があるかないかの違いでは?!」

改めて使い分けを聞かれると、奥が深いなぁと思いました。

では、タクシーは?
「タクシーはいるですかね〜。」「ある?」
場面を想像してみると、
「駅前にタクシーがいる。」と言うと思います。

でも、一般車を見て「車がいる。」とは言わないですよね。
この違いは何なんでしょうか。

タクシーには必ずタクシー運選手の方がいることを想定しますよね。
きっとタクシーと運転手の方はセットで、人がいることを認識しているから「いる」だと思いました。

同じように、パトカーは?
パトカーを見かけたら、「パトカーがいる。」と言うと思います。
たぶん、タクシーもパトカーも見た人にとって、それ自体に意志を感じるからではないでしょうか。

この話題が社内であった後、社長が習っている英会話のネイティブの先生に
「いる」「ある」について話をしたそうです。
やはり使い分けが難しいと言っていたそうです。
英語でも「look at」と「watch」の使い分けがあるそうです。
授業で習ったな〜と思いながら、社長から話を聞いたところ、
「look at」は止まっているものを単純に見てほしい、意識して何かを見る時に使う。
「watch」は動いているものを観察して見る時に使う。

「止まっている飛行機を見る時は?」と社長は先生に聞かれ、こう答えたそうです。
もし私が飛行機が大好きだったら、観察して注意深く見ると思うから「watch」だと!
なるほど!!と思いました。

「look」と「watch」も、見る人がどう感じて見るかで、表現が変わってきますね。

言葉って奥が深いなぁと感じた日でした。

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