「月の満ち欠け」と「月食」の仕組みとは。

理科実験ポスター制作「月のかたちはなぜ変わる?」 ブログ

こんにちは。長壁です。

今回は、「理科実験教室!」です。
以前、制作で『月の満ち欠け』に関する実験ポスターを作りました。
しかも、2018年1月31日に『皆既月食』が見られるということです。
普段、空に見えている月のかたちの変化と月食は同じ仕組みなのでは?
と思っていました!
いいえ。違ったのです!

理科実験ポスター制作「月のかたちはなぜ変わる?」

というわけで、何気なーく空を見たときに見える月のかたち。
月は毎日見え方が少しずつ変わっていきますよね。
この『月の満ち欠け』の仕組みから理科実験スタートです。

まず、わたしたちがいる地球は太陽のまわりを反時計回りに回っています。
1年かけて1周するそうです。
月は地球のまわりを反時計回りに回っています。
約27日間で1周するそうです。
また、月は太陽の光を受けて光っています。
地球のまわりを回りながら太陽の光を受けているので、光っている部分と影になる部分が地球から見て変化することで『月の満ち欠け』が起こるのです。

つまり、地球と月が公転していて位置によって月の見え方が違うのです。

月の満ち欠けでは新月から三日月になった日を月齢1→月齢2→月齢3と呼ぶそうです。
満月はちょうど月齢15なので、月の半分ぐらいですね。

しかも、半月のことを「上弦の月」「下弦の月」と言われますが、どういう意味か知っていましたか?
「上弦の月」は上旬に見える月という意味で、「下弦の月」は下旬に見える月という意味とのことでした!

社長に教えてもらってわたしも初めて知ったのですが(笑)
何となく、上が欠けているから?かたちを意味しているのかな?と思ってしまいました。

次に『月食』が起こる仕組みについてです。
これはめずらしい現象の1つなんだそうです。
それは、月食が起こる仕組みにヒミツがありました!

月食というのは、太陽と月の間に地球がすーっと入ったときに起こる現象です。
太陽、地球、月の順番に一直線に並んだとき、月が完全に地球の影に入ったときに『皆既月食』となるそうです。

いっけん、月が見えなくなる?と思いがちですが、
太陽の光は地球を通して月に向かっています。
その際、どんな現象が起きてるのか?

太陽の光というのは、赤や青など色(波長)の異なる様々な光を含んでいます。
そんな太陽の光が地球の周りにある大気を通過する時、波長の短い青い光は散乱してしまいます。

しかし、波長の長い赤い光は散乱されにくく、大気を通過することが可能です。
これが大気中で屈折することで地球の影の中に入り込み、赤い光が月を照らすことで、赤く見えるのです。

月が赤くなるのはなぜ?見頃はいつ?知って楽しい皆既月食のあれこれ
引用元「ウェザーニュース」

自然の現象ってすごいですね!
今回の制作で、仕組みが違うことには驚きでした!
何となく思っていたことが実は違ったことに気づきました。
みなさんはどうでしたか?
これで、子どもに聞かれても教えてあげられるかな。
理科実験教室でした。

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