【チラシ】制作英会話スクール開校用

英会話スクール開校用折込チラシ ブログ

こんにちは。長壁です。

「インセンティブ?」
久しぶりの横文字です。

英会話スクール開校用折込チラシ

「英会話スクール開校用の折込チラシ」制作でのことです。
オープン記念ということで、
「開校だけの特別特典を折込チラシに表示する」
という方針をクライアントより指示がありました。

ここでのキーワードは、「開校だけの特別特典」。
他のキャンペーンとは違うということ。
また、開校したエリア特性を活かした特典だということ。
これは、社長とクライアントとのやり取りで知りました。

英会話スクールですが、
モノを売るのではなく、「サービスを売る」現場では、
実際に顧客と対応するのは、現場のスタッフの方たちです。
ただ、特別特典ですよ!と表示すると
折込チラシを見て、スクールに行った顧客に対して
誠意がないように感じられてしまう。

誤解を招くような表記は、極力避けなければいけないのだと思いました。

ですので、ここの表記については何度もクライアントと確認をしました。
そのときに出てきたワードが「インセンティブ」でした。

インセンティブは、人々の意思決定や行動を変化させるような要因のことをいう。誘因とも呼ぶ。

インセンティブ (経済学)
Wikipediaより

1 やる気を起こさせるような刺激。動機付け。
2 値引き。奨励金。「インセンティブセール」
3 成果を上げた社員や販売店に通常の給料や手数料以外に特別に支給する報奨金。物や旅行のこともある。販売奨励金。

「インセンティブ」の意味・読み・例文・類語
『コトバンク』デジタル大辞泉の解説より

例えて言うなら。
運動会の徒競走で、走ることが苦手な子どもにがんばってもらうために、
親が子どもに対して、1位をとったら好きな物を買ってあげる!

子どもは「本当に!!」「何がいいかな」「○○のゲーム!!」
親は「よし、わかった。1位をとったら。」「でも、がんばらないと1位はとれないよ。」と話す。

子どもは好きな物(○○のゲーム)を買ってもらえることで、刺激される。
親は、子どもが一生懸命走っている姿に満足する。
結果、1位をとれなかったとしても、頑張ったことを褒め、何かご褒美を買ってあげたくなる。

こういうことでしょうか!

「開校だけの特別特典で、教材をプレゼントします。」
という文言を見たら、
どんな教材?
いくらぐらいの教材なの?
と思うでしょう。

文言のみだと、うそっぽかったり、特別な感じには見えず、
「顧客の行動を動かすような表現にはなっていない」ということを知りました。

解決策として社長が提案しました。
「プレゼントする教材画像を全て載せ、これだけの教材をプレゼントします。」
と“素直に広告で見せる”ということでした。

不特定多数の人が見る広告なので、
このプレゼントが、見た方にインセンティブを与えるには
「誠実な表現」でないとマイナスになってしまうのですね!

これは親子でもそうですよね。
その場の会話では、○○のゲームを買ってあげると言ったのに、
実際は違う物でごまかされた・・・なんてことありますか?
気をつけよう(笑)

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