「地域の方たちとのつながり」

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こんにちは。長壁です。

 

ゆるキャラは何のため?

先日、ゆるキャラの話題になりました。
2011年にグランプリ1位になった熊本県の「くまモン」は、
ゆるキャラの象徴のように人気が出ましたね。
今年は埼玉県志木市の「カパル」が1位になったそうです。

きっと「くまモン」の経済効果はすごいのでしょうね。
くまモングッズの販売やメディアに出たりとあらゆるところで目にしていました。
そういえば、子どもたちに大人気の妖怪ウォッチの映画にも出演していましたよ。

熊本県は他の九州の県の中でも認知度が低く、
熊本県をアピールするために、熊本県民が地元の魅力に気づき、
それを他の人へ広め再発見するため、熊本件の魅力をアピールするための運動があったそうです。
その運動のマスコットキャラクターとして、「くまモン」が誕生したそうです。

 

「1位をとるため?」
今年のゆるキャラグランプリで発覚した問題があったことを知りました。
「組織票」の存在があったそうです。

 

『ゆるキャラだけでイメージはアップしない
第1に、みんなでがんばって、仮にゆるキャラグランプリで1位になったとしても、それによって醸成された市民の一体感や誇りは、あくまで一時的なものにとどまるだろう。それは「中身」がないからである。真に持続的な「市民の一体感や誇り」が醸成されるためには、文化、歴史、風景、人のつながり、食、産品など、そのまち独自の魅力・素晴らしさ(=「中身」)を広く市民が実感し、認識を共有することが必要なのだ。』
引用元
プレジデントオンラインより
https://president.jp/articles/-/26776?page=2

上記の内容を読みました。

社長も言っていました。
「ゆるキャラがどんなに頑張っても、
人は、そこにしかない特産品やそこでしかない歴史や風景を見るために足を運ぶ。」ということ。

ゆるキャラグランプリの目的は、
地域の魅力をアピールするためのひとつの方法であって、
1位をとるためではないということですね。

地域住民、行政、企業がつながり一体となり、
まちの魅力を共有し広めていくことが
一番の地域の活性化につながるのかなと思いました。

 

先日、たまたま弊社の前の道路で信号待ちのトラックを見かけたのですが、
今年の児童絵画作品コンクールで選ばれた絵が一面を覆っていました!
しかも埼玉県!
すごい!と驚きと同時に、
「子どもたちは喜びますよね〜」と社長と話題になりました。

ゆるキャラに頼らなくても、
地域の子どもたちに喜んでもらえることはできると
感じた出来事でした。

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