『英語にもニュアンスの違いがあった!』

ブログ

こんにちは。長壁です。

社内で話題の英語ネタをご紹介します。
日本語でもあるように、こちら側が発した言葉によって、
受け取り側には違った意味合いで解釈されることもありますね。

先日、社長から教えてもらいました。

『After you』というフレーズ。
どういう意味?
実は、日本人同士でも相手に何かを譲るときに使う言葉。
「お先にどうぞ。」という意味。

社長が、クライアントである英会話スクールの本社へ行ったとき
イギリス人の方から言われたそうです。
『After you.』
キャー!!ジェントルマンですね。

直訳すると、「あなたの後に」なので、相手をたててくれる感じのフレーズですね。
調べてみると、シンプルで短いフレーズですが、丁寧な表現とのことです。
イギリス英語では、『After you.』は一般的に使われるそうですよ。
様々な場面で使える表現で、ビジネスシーンでも使えるとのことです。

ここで私は、ふと、
“Please”ってつけなくてもいいの?と思ってしまったのですが、
相手に行動を求めているわけではないので、“Please”をつけずに使うのがポイントなんだとか。

もう一つ教えてもらったフレーズが、
『Take a seat』

これは、『お掛けください。』という意味なんですって!
カジュアルな表現になるそうで、
より丁寧な表現で、よく使われるのは
『Have a seat』
“Please have a seat.” で、「よろしければ、どうぞ」「どうぞお掛けください」と
席を勧めるニュアンスなんだとか。

私が知っている『Sit down.』は『座って!』という強い言い方になるそうです。
それなら、“Please”をつければ丁寧になるのでは?
とやはり思ってしまいました…
調べてみると、『Sit down.』を『Please sit down.』と言い換えても、
相手に要求することになるので、強制的なニュアンスになるそうです。

なんでもかんでも“Please”をつければいいってことではないのですね…
日本語でも丁寧な表現だと思い、ついつい「お」や「ご」「〜させていただきます」を
つけてしまいがちですが、かえって失礼になることもありますよね。

「お」「ご」の使い方についてもチェックしてみてください。
【スタッフのブログ】より
https://www.oyobe.com/wp/「お」「ご」の使い方について/

英語にもニュアンスの違いがあり、相手によって場面によって使い分けると
スマートですね。

参考にさせていただきました↓
「お先にどうぞ」の英語|2つのネイティブが使う表現を習得
https://mysuki.jp/english-go-ahead-13760

「どうぞお掛けください。」を英語で言うと?席に座るよう促す時に使う4つの表現
https://eigolab.net/1926

タイトルとURLをコピーしました