【すぐできる!誤字脱字をちょっとでも減らす方法と見つけ方】

すぐできる方法!誤字脱字をちょっとでも減らしたいあなたへ。 ブログ

こんにちは。長壁です。

校正で失敗!
誤字脱字を見落としてしまった!

そんな私の経験から、校正するときにどう
やって見落としを防ぐのかなど、弊社そし
て私が実践しているオリジナルの方法を
教えます。

以前、ブログで「校正のコツ6選」を書いて
アップしましたが、
その内の「校正その2」誤字脱字チェック!
についてもっと詳しく
お伝えしまーす。

「校正のコツ6選」はこちら!

【校正で一番やっかいなのが、「思い込み」です。】

「思い込み」
これ、本当に一番の敵!

「大丈夫だろう」
「たぶん合っている」
「パソコンの変換機能やネットで載って
いたから正しい」
という風に思ってしまったら一番危険です。

ちょっとでも「ん?」と違和感を持ったら、
とりあえず調べるようにしています。

【同音異義語には気をつけて!】

「同音異義語」とは、同じ字音、同じ音声
で意味が違う語のことです。
日本語はたくさんありますよね〜

以前見たネット記事では
感染(かんせん)という漢字が正しいので
すが、

観戦(かんせん)という漢字が混ざってい
ました。

恐らくパソコンでの誤変換だと思いました。
同音異義語恐るべし!!

「その1」実際にあった!同音異義語で誤字脱字!

過去に制作した折込チラシでのこと。

試験管(しけんかん)という言葉が文章中
に何回も登場してきました。
その中に、試験官(しけんかん)が混ざっ
ていました。

管(正しい)

官(間違い)

見てわかる通り、
細長い筒状のものという意味の「管」では
なく、試験を取りまとめる人という意味の
「官」に!!

こちらも恐らくパソコンでの誤変換。

では、紙面で校正をしたときになぜ気づけ
なかったのか。
単純なことだと思いました。

思い込みですね〜
試験管という言葉が何回も登場していた
ので、まさか「管」と「官」が混ざっている
なんて。

素読みをしているときに、
試験かん=試験管と想定して読んで
しまったのです。

「その2」実際にあった!同音異義語で誤字脱字!

社長がクライアントに出す企画書を校正
したとき。

「英文を多用」という言葉が出てきたので
すが、
「英文を多様」という表記になっていて、
私は最初気づけなかったんですよね・・・

頻繁に用いること。という意味の「多用」

いろいろの様子。さまざま。という意味の
「多様」

前後の文を読めば「多用」が正しいのです
が、「多様性」という言葉をよく目にしてい
たために、「たよう」=「多様」と思い込んで
いたのです。

社長が「こっちの多用だったね!」と
気づき、事なきを得たのですが、
思い込みや言葉を知らないと間違いを
認識できないことを改めて痛感しました〜

「その3」実際にあった!同音異義語で誤字脱字!

弊社ではブログ記事を書いているのです
が、同音異義語の誤変換あります
(キャー恥ずかしい)!!

意外(正しい)

以外(間違い)

思いのほか。案外。という意味の「意外」を
使うはずが、
これを除くほかのもの。という意味の
「以外」を気づかず使ってしまった。

などなど。

ちなみに、社長に内容を確認してもらう際
によく指摘されます(笑)
ネット記事と紙媒体では校正方法が違う
かもしれませんが、パソコンでの誤変換は
よく起こりうることなんだと改めて感じました。

感染・観戦/多用・多様/意外・以外など
の同音異義語は、パソコンなどで変換し
たときに起こりやすいですね。

これって、たぶん、パソコンで前回使った
漢字や熟語が最初にでてくるからだと思
います。
変換するときは要注意ですね!

誤字脱字の見つけ方【思い込みをできるだけなくしたい!と思っているあなたに!】

校正するときに私はこんな方法でやって
います!

1.音読みって間違いに気づきにくいので、訓読みでも読んでみる。

よく間違えやすい「科学」と「化学」
化学は、ばけがくと読む方法と同じです。

2.「ね」をつけて文節で区切って読む。

以前、小学生(低学年)向けの問題集を
校正したときのことでした。

ひらがなが多い場合、読みやすくするため
に文節で区切って、文節ごとにスペースを
入れる表記を行いました。

幼児向けの絵本や、小学校低学年の教科
書の表記ですね。

そのときに、「ね」をつけて文節を分ける
方法を知りました。
実はこれ、校正でも使える!と思いました。

(例)
初めて使う試験管に、子どもたちも
すっかり科学者気分。
「ね」と入れると、

初めて(ね)使う(ね)試験管に(ね)子ども
たちも(ね)すっかり(ね)科学者(ね)気分
(ね)

校正で何回も同じ文章を読んでいると、
注意深く見ていても、最初に見た言葉や
漢字の記憶が残ってしまいます。

「ね」校正をすることで、その記憶を
リセットできるので、
再校以降の校正でやってみると、見落とし
ていた誤字脱字を見つける手立てになり
ます。

3.印刷物を校正するとき、一行ずつ見るために白い無地の紙を置いて他の行はシャットアウト!

すごくアナログだと思うのですが、文章が
たくさんあり、何行もあるときは有効だと
考えやっています。

一行ずつ読んでいても、他の行が視界に
入るとミスに気づけなかったり、視点が
ズレていったりするからです。

紙の状態で校正するときに限られる方法
なので、パソコンの画面で校正するときに
は使えないのでごめんなさい。

【では、パソコンの画面でも使える校正方法はある?誤字脱字を防ぐ方法は?】

弊社がお掃除でお世話になっている
「クリンサーブ」さんから質問されたことが
ありました。

クリンサーブさんもHPにブログを書いて
アップしているのですが、
「アップする前に誤字脱字をチェックして
いるのですが、見落としてしまうんですよね。
どうしたら誤字脱字のミスをなくせます
か?」と聞かれました。

1.誤植は怖いことではなく、恥ずかしいこと

社長は「なんか怪しい」と感じるそうです。
察知するってことですよね!おそらくこれっ
て経験値からくるものだと思います。

私も最近似たようなことを感じるときが
あります。
でも、最初は全くなかったですよ笑

それって、最初の頃は特に「間違ってはい
けない」「ミスしたらどうしよう」とビクビクし
ながらやっていたからだと思います。

しかし、「誤植は怖いことじゃなくて、恥ず
かしいこと」だと社長に教えてもらい、恥ず
かしくないように自分が責任を持って校正
に向き合おうと心がけることができました。

さまざまなクライアントの制作物に携わり
校正する数が増えていき、その経験から
「ん?なんか違和感。怪しいぞ」と疑うこと
で、しっかり調べ間違いを防ぐ力もついて
きたのかなと感じています。

2.半日または一日あけてからチェックする

「時間をおくのも一つの手だよね!」と社長
が言っていて、
これもすごく有効だと私も思います。

なぜなら、ブログは一人で書いてチェック
してアップする方が多いと思うのですが、
一度、時間をおいてから読み返してみるこ
とで客観的に読むことができるからです。

例えば、一日経ってから読み返してみる
と、「あれっ?誤字脱字発見!」とか「なんか
この文章つながっていないなぁ。」とか
気づくことがあります。


ここだけの話、私はよくあるあるです笑

3. 第三者に読んでもらう

自分が書いた記事や原稿を他の人に読ん
でもらうことで、書いた本人が気づけない
間違いや誤字脱字を見つける方法とし
て、第三者に読んでもらうのもありです!

「プライベートなお手紙は第三者には見せ
られないけどね(笑)」
と社長が言っていました〜 確かに(笑)

この方法も弊社HPでブログをアップする
前にやっています!
社長に読んでもらうと、誤字脱字など赤が
入ります(笑)

【校正のコツ】誤字脱字を少しでも減らす方法と見つけ方のまとめ!

  1. 音読みは間違いに気づきにくいので、訓読みでも読んでみる。
  2. 「ね」をつけて文節で区切って読む。
  3. 紙に印刷して一行ずつ見るために白い無地の紙を置いて他の行はシャットアウト!
  4. 誤植は怖いことではなく、恥ずかしいこと
  5. 半日または一日あけてからチェックする
  6. 第三者に読んでもらう

アナログの方法だけど、すぐできること
ばかりなので、試しにやってみてください!

タイトルとURLをコピーしました