こんにちは。長壁です。
ローマ字ってまじでややこしいですね(笑)
先週のブログで、ローマ字は
“英語ではなく、国語で学ぶ”という
過去にアップした記事にも触れました。
ローマ字「訓令式」と「ヘボン式」の違いとは?
偶然にも、
小学生の子どもの宿題にローマ字が!
伸ばす長音には「^」の記号をつけるらしく、
子どもに聞かれて、
「えっ。このチョボン何??」と
私はすぐに応えられませんでした。
さらに、
金色(きんいろ)をローマ字で表記すると、
kin’iro
なんですって!
nの後ろが母音字または、yがくる場合、
「’」(アポストロフィー)の記号をつける
そうです。
思い返せばこういうの習ったよね〜。
という思いでした。
改めて、
ひらがな・カタカナ・漢字・そして、ローマ字
と、日本人が使う文字って多い!!
日本人てすごいねーと我が家でも話題になりました。
ところで、
街中にある標識やパスポート、名刺制作でも、
ローマ字表記は必須ですよね。
でも、これらのローマ字って小学校で学んだ
ローマ字表記とはちょっと違いますね。
以前調べてから年月も経ちましたので、
再度、ローマ字について調べるきっかけに
なりました。
ローマ字には、「訓令式」と「ヘボン式」が
あります。
訓令式は、日本人が日本語の並びに近くなる
ように作られたそうです。
つまり、日本人のために日本語をローマ字と
いう文字を使ってあらわす。
小学校の国語で学ぶ理由がわかりました。
ヘボン式は、海外の方が日本語に近い発音を
するために作られたそうです。
外国人のため。音が重要なんですね。
例えば、たちつてとをローマ字で表記します。
訓令式は、ta ti tu te to
ヘボン式は、ta chi tsu te to
(ち)と(つ)の表記が違います。
訓令式(ti)(tu)を使った場合、
海外の方は、チではなく、「ティ」と、
ツではなく、「トゥ」と発音するそうです。
長音の表記では、小学校で習う訓令式は、
伸ばす母音字の上に記号をつけますが、
ヘボン式は記号をつけず、
東京の場合、「Tokyo」
大阪の場合、「Osaka」ですね。
ヘボン式で
「B」「M」「P」の前の「ん」を表記するとき、
nではなく、m。
群馬の場合、「Gumma」
いろいろ調べてみると、
「あっ。そうだった〜。」ということを確認できました!!
参考にさせていただきました。
訓令式
https://green.adam.ne.jp/roomazi/kunreisiki.html
名前のローマ字表記は名字が先?
さらに、「えっ!」と知らなかったことに
出会いました。
それは、ローマ字による名前の表記についてです。
公用文等では、日本人の姓名をローマ字表記
する際、原則として「姓ー名」の順で表記す
ることとするそうです。
また、今までの「名ー姓」の順と混同しない
ように、姓のローマ字を全て大文字にする方
法や、姓と名の間に「,」(コンマ)を入れ
る方法などがあるそうです。
一般的には各々の人名固有の形式が生きる形
で紹介・記述が望ましいそうです。
学校教育における英語等の指導においても
生かしてほしいとありました。
これってまだ最近の話かと思っていたのです
が、調べてみたら、
出版社の三省堂は、1993年に、
英語の教科書内の表記を、「姓ー名」の順に
変更されているそうです。その後、他の出版社
の教科書も「姓ー名」になっていったとのことです。
文科省から「姓ー名」の順が望ましいとあったからとのことです。
今までは、名前をローマ字表記するとき、
欧米に合わせて「名ー姓」とすることが
当たり前だと思っていました。
実際に外国の方に自分の名前を伝えるとき、
名が先ですしね!
しかし、欧米に合わせるのではなく、
日本人の名前は、姓ー名という文化があり、
海外の方たちにもそれが伝わるように紹介するのですね〜。
一般的には望ましいとあるように、
現時点では、絶対に姓ー名の順で表記しな
ければいけないというわけではないそうです。
強制力はないにしても、氏名のローマ字表記は気をつけないとですね!
やっぱり、ローマ字ってややこしいです!
参考にさせていただきました。
文化庁
「外来語の取扱い,姓名のローマ字表記について」
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/sanko/gairai/index.html
「公用文等における日本人の姓名のローマ字表記について」
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/seimei_romaji/pdf/moshiawase.pdf
FNNプライムオンライン
「なぜ今?影響は?名前のローマ字表記が『名→姓』から『姓→名』に…」
https://web.archive.org/web/20230204193247/https://www.fnn.jp/articles/-/1418
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