【パンフレット】制作「トランステック株式会社」さま

トランステック株式会社さまパンフレット制作 作品・実績

パンフレット制作のご紹介

こんにちは。長壁です。

『トランステック株式会社』さま
パンフレットを制作させていただきました。

広告代理店のアスカ企画さまを通じて、
弊社代表がパンフレットのデザイン制作を
行いました。

トランステックさまは国内以外にも海外の
メーカー製品も扱っている企業です。

環境関連測定器を中心とした電子機器の輸入
販売や保守サービスを行っていて、それらに
付帯するソフトウェアの輸入、開発販売をさ
れています。

今回の依頼内容は、
「気中微粒子計測総合カタログ制作」

クライアントからの要望とは?

パンフレットは20年ぐらい前に他社に制作
してもらったものをベースに修正などを加え
ながら使用していた。

現在のパンフレットのイメージから脱却し、
デザインを刷新したい。

使用目的は?
企業向けの展示会で配布する。

トランステック担当者さんとアスカ企画
担当者さん、弊社代表でWEBミーティングを
しながら制作しました。

私は校正で制作に携わり、ミーティングでの
内容を社長に聞きながら校正にも生かしました。

今回のパンフレットでのデザインの方向性や
どのような課題をどういう解決策で進めて
いったのかをここでご紹介します。

まず、「パーティクルカウンターって何?
環境モニタリングとは?」というところから
のスタートでした。

私も校正するにあたり、旧パンフレットや
ホームページを見させてもらいましたが、
専門用語がたくさん出てきました〜。

私は機器メーカーさんの校正は初めてでした
ので、クライアントから頂いた原稿と旧パン
フレットとホームページでの3重チェックは
必須でした。

特に、数字や記号、単位が多く出てくるの
で、一文字一文字ずつ丁寧にを心がけました。

デザイン制作では、
20年前のカタログというと、当時イメージ
写真の中に製品を載せることが流行っていた
そうです。

クライアントだけではなく、競合企業もまた
同じようなスタイルでした。

現状の課題の確認と、お客さんが購入する
決め手とは?

クライアント担当者 
「文字が多く見たくなくなってしまう」

弊社代表 
「ここを解決しましょう」

弊社代表 
「文字量はさほど変わらないけど、多く見えないようにしましょう」

クライアント担当者 
「製品のスペック表記の項目で決めるお客さんが多いので、目立たせたい」

弊社代表 
「目立たなくても見やすければお客さんは決める」

B to B だけど B to C を意識!

トランステック株式会社さまパンフレットにてクライアント名、商品と仕様がわかりやすく伝わるために。

① シンプルに
このカタログに目を通す方は
「検討して比較して購入」という目的がある。
クライアント名、商品と仕様がしっかり伝わる
ようにバックに敷く画像イメージなどは使用しない。

②セールスポイントを文章からアイコンに
家電のカタログなどでよく見かける手法。
より直感的に伝わりやすくするための工夫。

③たくさんの情報を伝えたい場合は、
次ページに読み物としてまとめメリハリを
つける

「文字が多く感じる点を改善したい」の
ご要望に対するご提案。

商品・スペックを見せるページと、文字の
多い情報のページで最初から分けておくと
全体的に文字が多く「感じる」印象を軽減
できる。

④機器のカタログに多用されている
角ゴシックではなく
あえて丸ゴシックに統一

昔は子供向けに多用されていた丸ゴシック
ですが、最近ではいろいろな場面で目に
するようになった。

「新しく、わかりやすい」という
イメージを作るのにふさわしい。

「パンフレット制作」“ヒント”になったのは意外にも家電選び?!

クライアントのお客さんは、「どうしても
必要だから買うことは決まっている」ことが
前提にあるとミーティングの中で、
社長は推察したそうです。

「どこのメーカー、どこの製品にするか」が
決め手。

この視点が、家具や家電を購入する私たちも
経験のある生活スタイルをイメージ参考にし
たことがポイントでした。

また、文字は小さいですが行間をあけること
でゆとりのある文字組みにしたり、見る人に
負担をかけないようにしたりしました。

製品の良さをカタログでも実感できるよう
に、色補正を何回もして美しく見せることも
ポイントでした。

何回も同じ画像が出力されていて、画像を
チェックしてはまた出力の繰り返し作業は、
社長の色補正へのこだわりです!
私はそばでその光景をひそかに見ていて感じ
ました〜(笑)

買う人、使う人の視点をどう表現するか、
機器メーカーという枠ではなく、家電っぽく
したことで競合との差別化も生まれ、
よりわかりやすいカタログへと生まれ変わった
のだろうと感じました。

その後、説明しやすいとクライアントの営業
さんからも好評だったとお聞きしました。

機器メーカーのカタログって難しそう。
説明文がいぱい書いてあって読みにくそう。
などなど。
こんな思い込みありませんか?

私はあります。(笑)
電化製品を買って説明書を読もうとしたき、
必要なところしか読んでないです。

だけど、最近の家電のカタログってアイコン
化で機能をわかりやすく表記してあったり、
たぶんいろいろな工夫がされているのだと
思います。

おそらく、営業の方たちもこのカタログを
見た瞬間に「わかりやすい!」と感じ、この
カタログの信頼度が上がったことで、
「自分たちもこのカタログを使ってお客さんに
売るぞ!」という意識が生まれた結果、説明しや
すいと思ってくれたのではないかと感じました。

何よりこのカタログを使う人たちが
前を向いて進むきっかけになれたことを
嬉しく思います。

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