こんにちは。長壁です。
自分の業務を行っているとき、その業務が
「作業」になっていませんか?
最近、社長に言われた言葉です。
「作業のどこがいけないの?」
「作業になっているとどんなデメリットが
あるの?」
と疑問に思うかもしれません。
【体験談】「校正担当なのに…」
私には、「校正」や「ブログを書く」という
業務があります。
先月のブログ記事をホームページに
アップしてから数週間後のことです。
私は社長から「〇〇の記事を読んだけど、
誤字がいくつかあったよ。あと、誰が言っ
ている文章なのか分かりにくい部分があっ
たよ。」と指摘されました。
さらに、「私自身がブログ記事を書くに
あたって“作業”になっているときほど、
必要な主語が抜けていたり、『〜』や『!』や
『笑』を多用したりすることがあるよ。」と
社長に言われました。
思い返してみると、確かにそうなのです。
「あちゃー。誤字だらけの記事」
私は「えっ!本当ですか?すぐに確認しま
す。」と言い、さっそく指摘された記事を
読み返しました。
記事を読み直した結果、確かに誤字が
いくつかありました。
例えば、余分な長音符が入っていたり、
正しくは半濁点がつく文字に濁点がつい
ていたりしました。
例「パ行がバ行になっていた」
一つの文章が長く、主語が抜けている
せいで、誰が言った言葉なのか分かり
にくい部分もありました。
さらに、
一通り読み直してみると「〜」「!」「笑」が
多く使われていることにも気がつきました。
これらの記号は、ここぞ!というときに使う
ことも社長から教わっていたのに。
本当に恥ずかしいですね。
こんな状態で記事を公開してしまっていま
した。
読んでくださった方にも申し訳ないです。
なぜ、こんなことになってしまったので
しょうか。思い返してみると、記事を書い
ているとき、私は完全に『作業』になって
いたのです。
「私が『作業』になっているときとは?」
では、「作業」になっているときはどんなとき?
単純に疲れているとき。
書いてアップすることが目的になっている
とき。
読んでくれている「人」のことをイメージで
きていないとき。
余裕がないとき。
アップする前とした後の校正や確認を怠っ
てしまったとき。
みなさんも同じような経験はありませんか?
普段だったら、アップした翌日などに読み
返してみると誤字脱字に気づくこともあり
ます。
記事を書いた本人が校正もするときに
誤字脱字を見つけるコツの一つです。
アップして終わりになっていた時点で、
「作業」になっていたことに私は反省です。
一番大事なこと、それは、「誰に」届けたい
のか、読んでほしいのかをイメージするこ
とです。
この「誰に」という「人」の存在を忘れてしま
うと、記事を書いてアップして終わりという
自己完結になってしまうことを再確認しま
した。
社長に前も言われたのに、また失敗して
しまう長壁です…。
「手書きとパソコンの違い」
ところで、みなさんは手書きの手紙を書い
たことはありますか?
手紙だと、ちゃんと相手のことを考えなが
ら文章を書ける。
でも、メールだと相手のことより自分の
言いたいことや、気持ちを考えずに機械的
な文章になってしまう。
なぜだろう?
手書きだと、まず字をより丁寧に書こうと
考えますよね。なぐり書きの字だったら
相手に失礼です。
もしペンで書いて字を間違えたらもう一度
書き直しますよね。
「手で書く」というひと手間があり、最初か
ら丁寧さを心がけているから、手書きは
気持ちをのせて書くことができるのかも
しれないと考えました。
パソコンだと、字のフォントはたいてい
決まっているので、丁寧さが欠けやすい
のかなと思いました。「メールを送って
終わり」という作業になりやすいのかなと
思いました。
パソコンを使っても、読んでもらうのは
「人」。気持ちは手書きと同じように、
「相手のこと」を考えることが大切。
【まとめ】「作業」からの脱却
「作業」になっていると、言われたことを
ただこなすだけで、その意味を理解しよう
とせず、結果として「人」の存在を忘れて
しまうのだと思います。
ブログ記事も、読んでいるのは生身の
「人」です。
顔も名前も知らないけれど、「読んでみた
いな。」「おもしろそうだな。」と思って記事
をクリックしてくれた「人」に、「読んで
よかった。」と思ってもらえたらうれしい。
そのためにも、常に「丁寧さ」と「読み手を
イメージすること」を心がけて記事作成に
取り組んでいきたいと思います。
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