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広報担当になったあなたへ。デザイン見積もりのモヤモヤ、解決しませんか?

デザインの見積もりは前提条件によって変わる! ブログ

こんにちは。長壁です。

「今日からきみが広報担当」

上司が広報担当になったあなたに
こんなことを言ったとします。

「広報誌の作成をデザイン会社に依頼
してみよう。見積もりを出してもらって。」

「新商品(またはサービス)の広告物を
デザイン会社にお願いしたいから、まずは
見積もりをお願いして。」

「展示会やセミナーなどにパンフレットが
必要。デザイン会社に依頼したいから
見積もりを出してもらって。」

広報担当者は
「A4 表裏のチラシをお願いしたらおいくら
になりますか?見積もりをお願いします。」
と、デザイン会社に問い合わせたとします。

弊社代表は思う。
「んー…困った。この情報だけでは答えら
れない。」

必見!デザイン見積もりが「前提条件」で変わる理由

知ってほしい。
デザイン会社でお出しする見積もりは、
制作物の目的や内容、ご依頼者さまから
どのぐらいの素材(原稿、画像データな
ど)を提供してもらえるかなどで、金額が
変わってきます。

もちろん、他のデザイン会社さまではだい
たいこれぐらいです。と見積書を出してく
れるところもあると思います。

ただ、及部デザイン事務所では、なるべく
ご依頼者さまのご希望に添えるようにした
いと考えています。

そのため、お話を伺ってから(対面また
は、リモートで)お見積りを出すようにして
います。

それでも、依頼するときどういう風に伝え
ればよいのかわからない場合もあると思い
ます。

広報担当になって、いざ「見積もりを依頼
しよう」となったとき、見積もりに必要なこ
とって何?というモヤモヤをここで解決でき
れば嬉しいです。

広報担当者のモヤモヤ解消!見積もりに必要な「9つの前提条件」

デザイン会社の見積もりは、前提条件に
よって金額が変わる!

前提条件とは
①仕上がりサイズは?ページ数は?

②データ(PDF)納品?印刷納品?

③印刷納品の場合、部数は?

④ご希望納期は?(制作期間)

⑤原稿はあり?なし? ありの場合、完全原稿?

⑥完全原稿ではない場合、デザイナーに
原稿をもとにリライトやコピーをお願いしたい?

⑦画像を使う場合は画像データは支給?

⑧イラストは必要?不必要?

⑨修正回数は何回くらいになる?

など、私たちに教えてほしい情報があります。

なぜなら、前提条件によって、デザイン制
作にかかる作業や時間(弊社の仕事量)も
変わってくるからです。
それによりデザイン料も変わるのです。

これを見れば納得!デザイン料とは具体的にどんなこと?

デザイン料とは?

A. 完全原稿+画像データ支給
完全原稿の場合は、コピーリライト料は
かかりません。
画像データ支給の場合は、画像修正や
加工料がかかるケースがあります。

もし画像データがない場合、弊社が素材
を探す必要があるかどうか。
そもそも、撮影をセッティングする必要が
あるのか?
確認して、必要な場合は別途料金が発生
します。

B. 原稿+画像データ支給
原稿をもとにコピーリライト料がかかる
ケースがあります。

C. PDFデータ・パワポデータ支給
データでの支給の場合、画像修正や
加工・イラスト作成、コピーリライト、編集
料がかかるケースがあります。

また、修正回数が大幅に増えた場合は、
別途追加料金が発生します。

完全原稿についての詳しい記事はこちらから

知っておきたい!最後にトラブルや再見積もりを避けるためには。

知ってほしい。
意外とやっかい!
あとあと問題になったり、再見積もり問題
に発展したりすることも。

それが、データ納品が終わった後に、
クライアントから「データをいただきたいの
ですがもらえますか?」と言われるケース。

恐らく、クライアントは「私たちのために
作ったデータだから、データも当然もらえ
るよね。」という思い込みがある。

しかし、一般的にグラフィックデザイナー
が制作したデザインデータ本体はデザイ
ナーに著作権があるそうです。

多くの発注者さまは知らない場合が多い
ので、納品後に言われてもめる原因になる。

正直、私も知らなかった。
及部デザイン事務所でお仕事を始めて
社長から聞いて初めて知りました。

もし、納品後にクライアント側から「データ
が欲しい」と言われたら、買取条件付きの
再見積もりになります。

データの買い取り希望の場合は上記項目
のデザイン料とは変わります。

そもそも、デザイン会社によっては
「データの買い取りは受け付けて
おりません。」というところもあります。

及部デザイン事務所では、通常データの
買い取りのご要望にはお応えしておりません。

しかし、過去には後々クライアント側で
デザインを流用したいのでデータごと
買い取りたいとのご要望をいただくことも
ありました。

そのため、最初にご希望をお聞かせいた
だけると助かります。

最後になってもめたり、再見積もりを避け
るためにも、デザインの見積もりをお願い
する際は、デザイン会社に「データ買取」
の有無や、できるかの確認はしておくと
いいみたいです。

以前、お問い合わせから見積もり依頼が
ありました。

最初のお問い合わせの内容からすぐに
見積書を出すことは難しかったので、弊社
代表からいくつか質問をさせてもらいました。

また、可能ならリモートなどでお話を伺え
ないか、こちらから提案したところ、快諾し
てくださいました。

その結果、詳しいお話をお聞きした上で、
概算をお伝えしました。
お互いに納得した上で発注をいただくこと
ができた事案です。

まずは「相談」から!あなたの広報活動を成功させる第一歩

デザインの見積書は、前提条件によって
変わります。
そのため、「A4表裏でおいくらですか?」と
金額を聞かれたとしても、すぐにお答えで
きないのです。

発注者側も細かい部分は決まっていない
かもしれません。
そういった場合は、まず、相談してみてく
ださい。

どういった目的で今回依頼しようとしたの
か、デザインにかかる仕事量はどのくらい
か、ご希望金額はだいたいどのくらいか、
など、お話を伺ったうえで、お互いに納得
できるようなお見積もりを作成できると、
デザイナーは助かるみたいです。

長壁推しの記事はこちら

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