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【発注者必見】デザイン制作が劇的にスムーズに!広報担当者に知ってほしい「写真データ」の渡し方

デザイナーの本音!「写真データ」の渡し方の注意点とは。 ブログ

こんにちは。長壁です。

もしあなたが、広報担当になり、デザイン
会社にパンフレットやチラシなどを依頼し
たとします。

デザイナーとの打ち合わせで、制作前の
準備で、デザイナーに「写真データはいた
だけますか?」と言われた。

「はい、大丈夫です。送ります。」と
広報担当者のあなたは返事します。

弊社が送られてきた写真データを確認
してみると、パワポ(PowerPoint)
に貼り込んだ写真データが届いた。
あるいは、PDFデータに貼り付けられた
データだった。

こんなとき、
デザイナーの社長は思う。

「できれば、生データが欲しかった。」

発注者さまの中には「写真データを渡す
ときに、パワポ(PowerPoint)
やPDFデータで渡せば大丈夫だろう。」と
思い込んでいるかもしれない。

グラフィックデザイナーの「写真が加工さ
れている。困った…」という心の声に気づいて!

知っておけば制作進行もスムーズに。
お互いにストレスをかけることもなく
進められるはずです。

デザイナーが「生データ」を求める理由

上記のデータでも使えないこともないけ
ど、生データ(rawデータ)があるほうが
助かるみたいです。

英語の「raw」には生の、未加工のという
意味があります。
写真データの生データとは加工などが
されていない撮影したときの元のデータの
ことを言います。

なぜなら、「パワポやPDFデータに貼り込ん
だデータは、この時点ですでに加工されて
いるから扱いづらいため。」とデザイナーの
社長から聞きました。

例えば、パワポはトリミングされている場合
が多い。サイズもたてよこの比率が変えら
れている可能性もある。

解像度が下がっているので、紙用にきれい
に加工することが難しい場合がある。

PDFデータに貼り付けられた写真もPDF編
集ソフトなどで加工されている場合がある。

「解像度」って何?印刷物に必要な理由

高解像度と低解像度は何が違うの?

「高解像度」

より鮮明で詳細な画像になる。

印刷物や高画質ディスプレイに最適。

ファイルサイズが大きいというデメリットは
ある。

「低解像度」

粗くぼやけた印象の画像になる。

印刷物には不向き。

ファイルサイズが小さく、表示速度が速い
というメリットはある。

印刷物では、解像度が高いほうが仕上が
りがより鮮明できれいなのですね。

【実例】写真データがない!そんな時の対処法

写真データをWEBから拾って使う場合も
ある?

あるクライアントからの依頼で、
必要な写真データがなかった箇所があり
ました。

解決策として、「WEBで使われている画像
を使う。その場合、紙用に解像度の強度を
上げる必要があった。」という話を社長から
聞きました。

デザイナーいわく、もし、生データがあるな
ら欲しい。なければ、その旨を伝えてもらえ
るとありがたいそうです。

デザイナーが思わず「助かる!」と叫ぶファイル名ルール

写真データを渡す際、ファイルの名前の
付け方も大事。

デザイナーがデータを開く前に、それが何
のデータかわかるようなファイル名になっ
ていると親切。

このファイル名で気をつけることは、OSに
よって文字化けする可能性があるため、
できればローマ字で何のデータかわかる
ようにしてくれるとなお助かります。

【まとめ】協力してスムーズな制作進行を。

発注者側は、パンフレットやチラシなどを
デザイン会社に発注したら、デザイン制作
に必要な原稿や写真データなどを準備し
ます。

  • 写真データは生データですか?
  • 生データがない場合は、その旨を
    デザイナーに伝えてください。
  • 写真データのファイル名は他の人が見て
    もわかる名前になっていますか?
  • 可能であれば、
    ファイル名は文字化けしないようローマ字
    になっていますか?

発注者さまが準備してデザイナーに渡す
際、上記のことを知っておくとお互い
GOODな関係を築いていけると思います。

デザイナーは、写真の色補正なども入念に
行っています。紙に印刷して刷り上がった
ときの見え方も考えながら作り上げています。

そのためには、提供してくれるクライアント
の協力も必要不可欠です。

広報担当の方が写真データをデザイナー
に渡す際に役立ててもらえたらうれしいです。

長壁推しの記事はこちら

お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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