親子の体験。ときどきデザイン思考。

私もやってたデザイン思考! ブログ

こんにちは。長壁です。

いつも弊社のホームページをご覧いただきありがとうございます。
毎週水曜日にアップしているブログですが、
2週続けて金曜日になってしまいました。
ごめんなさい。

遅れてしまいましたが、今週のブログも読んでいただけたら嬉しいです。

前回の社長のブログでは、
「聞く力」と「デザイン思考」についてでしたね。
原稿を読んだあとに社長と話しました。

やっぱり、目的って大切ですね

多摩美術大学教授の永井一史先生は

「デザインは構想を形にすること」


日経デザイン 2020年3月号より

とおっしゃっていることについて、

“最初に構想がある、というところがポイントなんですね。
この構想は、目的とか理念とかにも置き換えられるかと思います。”

及部デザイン事務所「聞く力」と「デザイン思考」より

と、社長は言っています。

社長から、
「会社に入ってからブログを書いてと言われたとき、どうだった?
 最初の頃を思い出してみて。
 目的とか、何のために書くのか考えてた?」
と聞かれました。

わたしは、「No.」
「考えていなかったです。。。」と答えました。
書かなきゃという思考になっていました。文章を書くことに苦手意識があり、
『何を書こう』『どう書けばいいのだろう』と不安ばかりでした。

そんな当時を思い出しましたが、日々やっていく中で、
制作でのことを記事にしたり、社長からアドバイスをもらったり、
知らないことを調べたり、どんな人に届けたいかという相手をイメージすること、
目的からブレないようにテーマの元となる柱を立てること、
社長と話し合う中でのネタ探しや、本を読んでみたり、
などなどやり方はいろいろあることを知るようになりました。
目的からブレなければ、そこに辿り着くまでの方法はいろいろあります。

及部デザイン事務所“らしさ”が
文章を通して伝わるように考えようと改めて思いました。

身近なところでデザイン思考

そして、記事の中ででてきたもうひとつのお話について。

デザイン思考のプロセスは
「共感し、問題を再定義し、アイデアを出し、プロトタイプをつくる」

日経デザイン2020年3月号より

と米スタンフォード大学のビル・バーネット先生は定義されています。

というところで考えると、「もう身近なところでやっているよね?」
と社長から言われ、私は、はっ!としました。

それが、親子で取り組んでいる「見える化ボード」のことだったのです。

そこで、私も日経デザインを読んでみました。
『デザイナーの視点で聞いたデザイン思考、デザイン経営の
日本人の方たちの対談ページ』と、
『米スタンフォード大学のビル・バーネット氏の特集ページ』です。

読んでみると、
デザイナーの視点で聞いたデザイン思考、デザイン経営のページは、
私には難しいなと感じてしまいました。
デザイン経営や、経営戦略のこと、横文字もいっぱい出てきて、
専門知識が必要そうと思ったのです。

一方、
米スタンフォード大学のビル・バーネット氏のデザイン思考では
わかりやすいなと感じました。
【デザイン思考は自分の人生デザインにも使える】
とあり、
デザインと人生??
どういうことだろう?と初めは思いました。
でも読んでいくうちに、見える化ボードをやっていることと
似ている部分があるなと思ったのです。

そもそも、見える化ボードをやるきっかけは、ほぼ毎日
わたしが「あれやった?これやった?」と言うことに対して、
子どもたちは「あとでやる。」「ゲームしたいから早く宿題を終わらせたい。」
など、お互い愚痴っぽく言い合うことの繰り返しでした。

どうすれば変わるかな?
普段の様子や行動を観察して考えたときに、
言われる前に自分から気づいて行動にできれば
お互いよいのにな。
と思い、見える化ボード作戦をしてみたのです。

子どもたちも興味を持ってくれて
行動にうつせるきっかけにもなりました。
うまくいかないときは、話し合って別の方法を探して、
とにかく継続しました。

休校中での見える化ボードでは、話し合っているときに、
子どもたちから「これにしようかな!」と案も出てくるようにもなりました。

この子たちも考えてくれるようになっているんだな。
と素直に嬉しかったです。

まずは、受け入れることだった

日経デザインの記事の中に、こう書かれていました。

大学のデザインスクールで、ビル・バーネット氏は

共感し、問題を再定義し、アイデアを出し、プロトタイプをつくる」
ですが、私たちの場合では共感の前に「受け入れる」を加えています。

日経デザイン2020年3月号より

この文章を読んだとき、「受け入れる」ということばがとても印象に残りました。
今まで私は、子どもたちに自分の要望ばかり押しつけて、
子どもたちが言っていることは受け入れていなかったのかもしれません。

私が受け入れることで、子どもたちも受け入れて、
共感することができたのだろうと思いました。

わからないこともまだまだあるけど、
まずは、「受け入れる」っていうところから始めてみると
いろいろな考えが生まれてくるかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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