特別な読み方で気をつけること。

ブログ

こんにちは。長壁です。

「時」+「計」
漢字って奥が深い!
普段何気なく読んでいた熟語ですが、
それが特別な読み方だったとは気づきませんでした。

「時計」という熟語。
某塾のポスター制作でのことです。
ポスターに表記してある漢字には、不特定多数の方が見られるので、総ルビを採用しています。

弊社の場合、ルビを振るときは、個々の漢字の上にルビを振っています。
お客様から「時計」のルビをセンターにと指示がありました。

最初は「なぜ?」と思ったのですが、
「時」は「と」という読み方をしなかったのです。
「時」+「計」2つの漢字で、「とけい」になり、特別な読み方になるそうです。

他にも、「昨日」「今日」「大人」「果物」「博士」「七夕」「部屋」「手伝う」

調べて知ったのですが、熟字訓を学習する学年は、教科書会社によって違うそうです!
統一されてない。ことが分かりました。

「部屋」の場合。
1つずつの漢字に分けると3年生で習う漢字ですが、「部屋」という熟語は
教科書会社によっては4年生で教わるそうです。

参考にさせていただきました。
https://mamadeok.blogspot.com/2011/05/blog-post_7.html

今後、校正で気をつけること。
その1.特別な読み方をする熟語にルビをつける場合は、均等に振られているか確認が必要。
その2.学年を限定した制作物では、熟語として習う学年を調べること。

今になって思うことは、漢字って調べてみるとおもしろいですね!
まだまだ発見がありそうです。

タイトルとURLをコピーしました