【ポスター】制作ブランディング「生きた英語を」

作品・実績

こんにちは。長壁です。

「生きた英語」とは何だろう?

6月より進行しております、
シェーン英会話さんのブランディング・ポスター。
こちらは、各教室に掲出してスタッフの方たちと顧客に向けて
シェーン英会話のことをより伝えやすくするためのポスターです。

こちらを制作するにあたり、「生きた英語」という言葉を広告で見たり聞いたりするようになりました。

日本語だと使われなくなった言葉を「死語」というけど、
英語も普段からよく使う英語を「生きた英語」、使われなくなった英語を「死んだ英語」というのでしょうか?!

最初はどういう意味だろうと思っていたのですが、
シェーン英会話さんのブランディング・ポスターの制作で
話を聞いたり、調べてみたりして、私なりに考え「こういうことなのかな?」というのが見えてきました。

まずは「生きた英語」について聞いたり調べたこと。
社長から以前こんな話を聞きました。
月に2回ほど英会話を習っているのですが、英会話の授業でのこと。
「You’re welcome」というフレーズ。
日本語で「どういたしまして」という意味ですよね。
学校の授業でも習った定番のフレーズだと思います。

しかし、このフレーズは会話ではほとんど使わない!!!

「My pleasure」というフレーズを使うほうが断然多いそうです。
こんなの学校で習わなかったな・・・
と思いました。

この話を聞いたとき、ふと思い出したことがありました。
中学校で習った定番のあのフレーズ!
「How are you?」
返答するときは、
「I’m fine thank you,and you?」

みなさん覚えていますか?
あいさつするときはこのフレーズだとずっと思っていました(笑)

しかし、ネイティブの方たちからすると実際はあまり使われないそうです。
地域によっても違うそうですが、
「What’s up.」などの言い方をするそうです。

参照
『”How are you?”は死語だった!? 外国人英語講師が教える「日本人のちょっとヘンな英語」』より
https://ure.pia.co.jp/articles/-/9246

社長がクライアントに会ったときも、「Nice to see you!」とあいさつされるそうです。
「また会えてうれしいよ」という意味です。

さらにこんな経験を思い出しました。
学生のときホームステイに行ったのですが、「おいしい」という日本語。
これを英語では「Delicious」と言えばいいと思っていたわたし。
ホームステイ先の子どもが言っていたのは「Yummy」でした。
あれっ。「Yummy」って言い方があるんだな。と当時は思っていたのですが、
学校で習った「Delicious」は普段あまり使わないのではと考えました。

調べてみると「Delicious」はフォーマルの場。ちょっと堅苦しい場面で使う。
でも、最近はあまり使われないそうです。
「Tasty」「Fantastic」が一般的みたいです。

「Yummy」は口語で、若者言葉なんだそうです!
日本語と同じなんでね。
話し言葉と書き言葉は違ったり、家族や友達と会話するときは略したりするけど、会社や目上の人と話すときは丁寧な言葉を使ったりと使い分けますよね。

「生きた英語」というのも1つのフレーズだけではなく、相手によって、時間、場所によって使い分けられるということなのかなと思いました。友人と会話はフランクでOK!でも、目上の人との会話では敬語や丁寧語があるように、英語にも丁寧なフレーズがあるということ。いろんな言い方があるのですね。
服装や身だしなみで「TPO」という言葉があるように、言葉にも「TPO」があり、使いこなすには学校で習った英語やテストのためだけでは無理があると思います。

シェーン英会話さんのブランディング・ポスターの第一弾では
「テストのためだけではなく、自分の思いを自分の言葉で伝えられるように」という文章がありました。
「生きた英語」とはこのことなんだと思いました。

最後に、社長が思う「生きた英語」とは、「気持ちが入っているかいないかの違い」かなと言っていました。
英語だけではなく、日本語でも、感情がある言葉こそ相手に伝わるんだということを改めて思いました。

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