印刷にはかかせない用紙の話

印刷用語「四六判」とは原紙のことなんですね! ブログ

こんにちは。長壁です。

四六判(しろくばん)のことを
しろく“板”?とイメージしちゃった!!

最近、社内で印刷用語が飛び交っています!
わたしは印刷に関して全くど素人で、
詳しく知る機会がありませんでした。
しかし、ただ今制作中のDMで、
印刷会社を弊社で利用しているところにする
のか、クライアントが利用しているところに
するのかということを話し合う必要がありました。
そこで、
両者の印刷会社の料金等を比較することになりました。


普段よく目にするA4サイズの紙やA3、B5など、
大きさの違いしか考えたことがありませんでした。

印刷をするには、仕上がりサイズ(大きさ)
の他に、紙の種類、重さを必ず指定しなけれ
ばいけません。その単位が「㎏」。

では、なぜ単位は㎏なの?
1枚1枚ではなく、束になったときの重さを表しているそうです。

“紙の厚み(紙厚)なのに単位が「kg」なのは、原紙を1,000枚重ねた時の重さで表すからです。”

知らないと損をするネット印刷の話
印刷用紙の名称の後ろに「kg」とありますが、なぜkgなのに厚みを表すのでしょうか?
https://netprintblog.kingprinters.com/thickness/

単位の前の数字もたくさんありますが、
数字は紙の厚さの違いで、
数字が大きくなればなるほど、
紙の厚みが増すということなのですね。

家庭で使うプリンターの用紙はA4サイズの
ものを1枚1枚出力しますが、印刷会社では
菊判や四六判という大きなサイズの印刷用
紙を使って印刷するそうです。
これらが原紙の規格で、
菊判は636㎜ × 939㎜
四六判は788㎜ × 1,091㎜ と決まっている。

印刷会社では原紙に会わせてデータを何面も
並べて大量に印刷することで生産性を発揮するそうです。
オフセット印刷では、菊判や四六判に面付け
(印刷データを何面も並べる作業)をして刷るので、
大量部数を印刷する場合に向いているのですね!!

「面付け」という作業も知らなかったので、今回は基本中の基本を学ぶ機会になりました。
また、
原紙にも菊判、四六判の他に、
A本判 625㎜ × 880㎜と
B本判 765㎜ × 1,085㎜がある。


よくよく考えると、DMのサイズもいろいろあ
るし、本の種類でも単行本や文庫本、雑誌で
もよく見てみるといろいろなサイズがありますね。
本の種類によって使われる原紙も違うということですね!

今度からは、
「しろくばん」という言葉が出てきても
「原紙の四六判をイメージできます!」(笑)

参考にさせていただきました。
【紙や本の四六判サイズとはどんな大きさなのか|紙のうんちく …】
https://www.kamitsuuhan.jp/paper/unchiku_08.php

【面付けと断裁 – 木元省美堂】
https://kimoto-sbd.co.jp/original/printstudy/cai/

用紙にまつまわる他のブログもよかったら読んでみてください。

『なぜ、B判は国内規格なのか。』https://www.oyobe.com/wp/%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%80%81b%e5%88%a4%e3%81%af%e5%9b%bd%e5%86%85%e8%a6%8f%e6%a0%bc%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%8b%e3%80%82/

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