「アーリーアダプター」ってどういう意味だろう?

ブログ

こんにちは。長壁です。

 

「社内で話題となったマーケティング用語」

アーリーアダプターって何だろう?
英会話スクールの折込チラシ案件のことでした。
初めて耳にした言葉。
「アーリーアダプター」

社長に聞いてみると、この言葉はマーケティング用語とのことでした。
この言葉と一緒によく使われるいくつかのマーケティング用語も教えてもらいました。

 

「イノベーター」
新しいものを見つけていく人

「アーリーアダプター」
いち早く新しいものをとり入れたい人

「アーリーマジョリティ」
いち早く新しいものをとり入れたい人を真似してとり入れた人

「レイトマジョリティ」
今流行していることを知ってからとり入れた人

そして、『発信者は「アーリーアダプター」』で、
ここを攻略すればヒットするという方法論なんだそうです。

 

さらに詳しくネットで調べてみました。
マーケティング用語で「イノベーター理論」というそうです。

“新しい発想や技術を元に登場した商品やサービスなどの市場普及に関する理論のこと”

“イノベーター理論では、革新的な新商品を受容する消費者層をその受け入れる順番の早いものから「イノベーター(革新者)」、「アーリーアダプター(初期採用者)」、「アーリーマジョリティ(前期追随者)」、「レイトマジョリティ(後期追随者)」、「ラガート(遅滞者)」の5つに分類します。”

引用元
Webマーケティングメディア ferretマーケティング用語辞典イノベーター理論
https://ferret-plus.com/2848

 

もう少し分かりやすく私たちに身近なファッションで例えてみました。

ファッションで言うイノベーター理論(あくまでわたしの例えです)
「イノベーター」
→トップデザイナーで、業界で決定されたトレンドカラーや流行色を元に、新しい服を生み出す人たち。

「アーリーアダプター」
→コレクションや展示会などから、ファッション業界の人やスタイリストさんが流行になるであろうデザインを雑誌などの広告業界に浸透させていく。
発信者として、有名なスタイリストさんが雑誌やSNSなどで発信。

「アーリーマジョリティ」
→雑誌やSNSなどで発信されたものを自らとり入れていく人たち。

「レイトマジョリティ」
→雑誌やSNSなどで今はこれが流行している情報を知ってからとり入れる人たち。

「ラガード」
→流行には関心が薄い人。

こんな感じでしょうか。
調べてみたところ、モノが売れるには段階があることを知りました。
また、影響力の大きい人たちが、アーリーアダプターの段階で
どれほど関わるかで、そのあとの消費者の購買行動に与える影響も違うことがわかりました。

 

実際に身近なところで起こっていたのかなと思う「イノベーター理論」がありました。
それは、話題となった『うんこ漢字ドリル』です。

当時、テレビなどのメディアでまだ紹介されていないときでした。
私たち親がSNSで「おもしろい漢字ドリルがある」という一般の方からの投稿を目にしました。
そこには実際に買って子どもにやらせてみた。
おもしろすぎて大人がついつい買ってしまった。
などなど。

私たち親はこのSNSを見て『うんこ漢字ドリル』の存在を知り、購入したのです。

子どもたちが通う学校ではまだそれほど流行っていませんでしたが、
その後、テレビなどのメディアでも話題となり、
子どもに聞くと、「このドリルを持っている子いっぱいいるよ。」と身近なところで流行っていることを実感しました。

当てはめると・・・
『うんこ漢字ドリル』について
・SNSに載せた人=「アーリーアダプター」
・それを見て購入した人(私たち親子)=「アーリーマジョリティ」
・流行っていることを知ってから他の親子たちも購入=「レイトマジョリティ」

 

以前、『うんこ漢字ドリル』についてブログに載せたことがありますが、
そのときにはこの「イノベーター理論」には気づきませんでした。
今回初めて耳にした「アーリーアダプター」という言葉を知ったことで
マーケティングの視点でここまで話題となった秘密を知ることができました。

マーケ用語は難しいけれど、SNSが普及してからは特に身近なところでたくさん起こっているのかも!
また発見できたらいいなと思います。

こちらのブログもぜひチェックしてみてください。
2018/3/30掲載
https://www.oyobe.com/wp/「うんこ漢字ドリルの人気とは」/

タイトルとURLをコピーしました