こんにちは。長壁です。
「電子書籍の校正ってどうやるの?」
「赤字はどこに入れる?」
紙の本とは勝手が違って、私も最初は
戸惑いました。
そんなお悩みを持つあなたへ。
少しでもこの記事が悩みの解消になって
いたらうれしいです。
私自身、電子書籍の校正が初めてでした。
なぜなら、先月、AmazonKindleにて
電子書籍も販売となったからです。
それは、
『「今日からキミが広報担当!」と
無茶ブリされたあなたのための
外注デザイナーと作るDM・パンフレット
基本のき』
という1冊の本です。
2025年12月に上梓した本書ですが、
そのときはAmazonKDPというペーパー
バック版でした。
今回は電子書籍となるデータを社長が
作成し、私は校正をしました。
ペーパーバック版と内容は同じだから、
校正もそこまで大変ではないだろうと思っ
ていました。
電子書籍の校正は、紙とは「別物」だった!
電子書籍の校正でも、全体をチェックする
必要があったので、意外と大変でした。
やってみて初めてペーパーバック版
(紙書籍)との違いに気づいたのです。
- 作り方が違うから校正でチェックする箇所も違う
- ユーザーによって見る媒体が違うから、媒体によって1文の長さや改行される位置が違う
- 画面でしか校正できないので赤字の入れ方が違う
まず、「電子書籍の校正ってどうやるの?」
というところからのスタートでした。
今までやっていた紙媒体やPDFデータの
電子版の校正では、校正用に必ず社内の
プリンタで校正紙を出力して行っていたか
らです。
今回の電子書籍では、データを紙に出力
することができませんでした。
(方法はあったのかもしれませんが)
そのため、画面でチェックする方法で校正
をしました。
なにせ、書籍=ページ数が多いということ
なので、誤字脱字や表記ゆれなども、
チラシやDMなどよりも多いと思われます。
さらに、個人作家としてAmazon Kindle
で出版される方は、校正も自分で行うと
いう場合も多いと思うので、間違いに気づ
きにくいのではないのでしょうか。
そう考えると、チェックするときは画面上
で、誤字脱字や表記ゆれなどがあった
場合は、紙の原稿に赤字を入れておくと
いいと考えます。
2冊目以降も出版することを考えている方
もいますよね。どういう間違いがあったの
か、どういう表記ゆれがあったのかを残し
ておけば、次回以降にも役立てられると
思います。
【実践編】デジタルなのに「アナログ」で校正?わが社のやり方
ここからは、弊社でのやり方をご紹介します!
【社長】
電子書籍用のデータ作成
- テキストエディットの原稿に、専用の「でんでんマークダウン」記法を使って、改行や太字にする箇所に記号を入力します
- それを専用の「EPUB3」に変換する
- Kindle Previewerでチェック
【長壁】
社長が作成したデータを校正
- Kindle Previewerでひとつずつ(節ごとのデータ)読み込ませて、画面上で校正
- 修正箇所や疑問点は、社内で取り寄せたサンプル版のペーパーバック(紙書籍)に付箋を貼って、付箋に赤字で書き入れる
- 社長に報告、疑問点は確認

【実際にあった赤字とは?】
①数字や英字の向き
②改行したときの1字下げ
③太字になっていない文字や文章
④記号の配置
⑤文章の抜け
みなさんも上記の内容に気をつけて
校正してみてください。
広報担当の初心者や個人作家が知っておくとタメになる「3つの気づき」
校正をしていて難しかったのが、行と行の
間をあける位置でした。
なぜかというと、電子書籍の場合は、
読む人が画面の向きを変えたり、フォント
のサイズを変えたりすることができます。
さらに、読む媒体(スマホなのか、タブレッ
トなのかPCなのか)でも改行位置が変わ
ります。
気づき1:作り方の違い(固定 vs 流動)
体験: 電子は文字サイズが変わる。
「紙のレイアウトをそのままデジタルに持
ち込むと、文字が小さすぎて読まれない」
というリスクも考える。
気づき2:媒体の違い(スマホで見られる
現実)
体験: 読者は移動中や隙間時間にスマホ
で見る。
「デスクでPC画面を見ながら作る私た
ち」と「外でスマホを見るユーザー」の
ギャップを埋める大切さ。
気づき3:画面校正の難しさ(見落としの罠)
体験: 画面だと誤字脱字を見逃しやすい!
デジタルデータをチェックするときは
「一度スマホに送って実機で見る」方法や
「音読する」などの方法もあり。
今回、弊社では画面上で校正をしました
が、「音声読み上げ機能」を活用する方法
もあり。
【「テキストエディット」を使っている場合】
テキストエディットの原稿を開きます。
次に、メニューバーの「編集」 → 「スピーチ」 → 「読み上げを開始」をクリックします。
(部分的に読み上げてほしい場合は、読んでほしい範囲を選択してから、上記メニューを選択)
【「Word」を使っている場合】
Wordの原稿を開きます。
次に、上部に表示されている「校閲」 → 「音声読み上げ」をクリックします。
目と耳でダブルチェックという方法もいい
かもしれません。
今回、テキストエディットに読み上げ機能
があったなんて、私は初めて知りました!
読む人の立場で、
「読みにくい箇所はないか」という視点が
大事だということを今回気付かされました。
まとめ|「読者の環境」を想像することが、最高の校正になる
最初はデータの作り方がどう違うのかと
いうことも私はわかっていませんでした。
全てが初めてづくしのオンパレード。
個人作家として出版される方も、校正は
ちょっと苦手という方もいると思います。
私たちが出版した本書では、WEB媒体
でも活用できるチェックリストが載っています。
どういうところを見ればいいのかわからな
い場合は、きっと役立ちますよ。
意外とチェックポイントはあるので。
「紙には紙の、電子には電子の
『おもてなし』があります。」
今回、画面越しに格闘してわかったのは、
校正とは間違いを探すだけではなく、
『読者が一番心地よく読める状態を整える』
ことも大事だということ。
これから出版を目指す皆さんも、ぜひ
一度『スマホで読む自分の姿』を想像しな
がら、校正を楽しんでみてくださいね!
最後に、
画面での校正は想像以上に目にくる!!
くれぐれも休憩を挟んで、校正する目を
大切にしてください。www
\もっと詳しく知りたい方へ!/
【本書で体験を!】
ブログとは一味も二味も違う!
ブログ記事は、私が「今知った基本」を書きましたが、
この本は違います。
デザイナーの社長が、長年の経験から【なぜ必要か?何のためか?】というプロの思考を深く丁寧に編集・加筆しました。
単なる知識では終わらない。
プロが実践するデザインの核心は、ぜひ本書で!
▼Amazonで発売中! 『「今日からキミが広報担当!」と無茶ブリされたあなたのための 外注デザイナーと作るDM・パンフレット 基本のき』
「本書は、Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)にて、0円で読めます。」
【長壁推しの記事はこちら】
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