ヒアリングで大事なこと【実践編】

子供たちにヒアリング!その目的は? ブログ

こんにちは。長壁です。

相手の意見や考えを聞き出すためには。

先日、弊社代表とクライアントの方が
オンラインで打ち合わせをしていました。

内容は詳しくお伝えできませんが、
高校生の国内留学についてでした。

そこで、息子がいる親の立場での私の意見を
聞かれました。

「もし息子が高校生だったとしたら。

二年生で国内留学という制度があったらどうか。

成績優秀者が選ばれる。」

行かせたい?
行かせたい理由は?
どんな魅力があったら親は行かせたい?

けっこう難しい質問でした。
私は、「本人が行きたいという意志があれば
行かせたいかな。」と言いました。

「魅力??」
「親元を離れて家族という存在の大切さを知
ることかな。」と言いました。

今考えると、親都合の考え方だなと思います

弊社代表は、息子がサッカーをやっているこ
とを知っていたので、
「サッカーの強豪校だったらどう?」と
代表から、イメージしやすいようにサッカー
というワードが出たのです。

「それは魅力を感じると思います。」と伝え
ました。

では実際、子供はどう考えるか、息子たちに
自宅でヒアリングしてみることになりまし
た。

「もし高校二年生で国内留学があったら
行ってみたい?」
「成績優秀者が選ばれる」
という話をしました。

中学一年生の息子の場合。
えー。んー。という感じで最初はどうかなと
いう感じでした。
「選ばれたら行ってみたいかも。」と言って
いました。

私が「なぜ?」と聞くと、

息子が「チャンスだと思うから。」と話して
くれました。

私は正直、驚きました。
選ばれる=チャンスだという考えを持ってい
る。
おそらく、サッカーをしていた経験からなの
かなと思いました。

小学生の頃からサッカーチームに所属してや
っています。
特別うまい子、自分から試合に出たいと表現
する子ではないですが、
試合に出られる=選ばれている=そのチャン
スを生かさないと交替になる
という体験をしてきていました。

指導者からは、「せっかく与えられたチャン
スなんだから、持っている力を出さないと
もったいない。出られない子たちに失礼だ
よ。」
ということを言われていました。

きっとこういった経験から、「選ばれること
はチャンスなんだ」と
考えるようになったのかなと思います。

小学五年生の息子の場合。
ブラジルに行きたいそうです笑
あまり地理は得意ではなく、ピンとこなかっ
たのだと思います。
一番の理由はサッカーでした。

一年生の頃からサッカーチームに所属してい
ます。
サッカーが大好きで、海外のサッカーチーム
をテレビで見たり、
話を聞いたり、好きな選手がいたりするから
だと思います。

好きなことに関しては、「選ばれたい」と
いう思いがあります。

ここまでが、子供たちに聞いたことと、
話を聞いて私が感じたことでした。

文章を読むとスムーズに聞き出しているよう
に感じますよね!
いやいや。
けっこう大変でした。

途中であきらめていたら「わからない。」で
終わっていたかもしれません。

しかし、今回の目的は、「相手の意見を聞き
出すこと」。

行きたいか or  行きたくないか
その理由は?

これらを聞き出すためには、
子供たちに何をイメージしてもらえればいい
のだろうか。

そのとき、オンラインの打ち合わせでのこと
を思い出しました。

サッカーというワードです。
サッカーというずっと続けているものがあっ
たので、サッカーでのことが、より具体的に
イメージしやすかったのだと思います。

そして、親としての私の意見を伝えるために
は、何をイメージすればいいか考えました。

それが、群馬県高崎市にある
「くらぶち英語村」という施設でした。

こちらで行っている国内留学は、都内や関西
からの子たちが多いそうです。
もともと住んでいる場所にはない自然環境の
中で生活することにも魅力を感じるというこ
とを知り、親が思っているよりも、子供たち
が違う環境で生活して学ぶことはいい経験に
なるんだなと思いました。

親としては、最初はどんなことに魅力を感じ
るかなとよくわからなかったのですが、
子供たちと話をする中で、「群馬とはかけ離
れた場所」に魅力があるなと思いました。

同じ国内でも、群馬とはかけ離れた場所なら
全く違う環境なのかもと思ったからです。

自然はもちろん、食べ物や方言、地域の人た
ちの暮らし方や行事など、そこでしか味わえ
ない違った経験ができるので、いいなと思いました。

子供たちにヒアリングすることで、相手の意
見を聞き出すためには、具体的にイメージし
てもらうことは大事
だと気づきました。

私も知らなかった子供たちの考えを知ること
ができ、親子で話し合うとてもいい経験がで
きました。

「わからない。」で終わらせないためには
聞く側があきらめずに、例えば〇〇だったらどう?
というイメージしやすいことを出せるといいのですね。

いやー聞き出すって難しいですね!

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