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【チラシ】制作「誰に届けるか」で変わる。デザイナーと見直すチラシの「ターゲット設定」と構成のすり合わせ事例

KTS「HABAKARI+レンタルサービス告知用フライヤー 作品・実績

こんにちは。長壁です。

チラシ制作でこんな壁にぶつかって
いませんか?

「自分でチラシを作ろうとしたけど、本業も
あってなかなか思うように進まない。」

「無料のテンプレートを使ってチラシを
作ってみたけど、なんだかしっくりこない。」

「文章を考えるのは意外と一苦労。じゃあ
AIを使えばできるだろうと思っていた。
でも実際やってみると、何か違う…」

もしあなたが、
伝えたいことは明確にあるのに、表現方法
がわからないといった「チラシ制作の壁」に
ぶつかっているなら、ぜひ今回の事例を
ご覧ください。

移動トイレ「HABAKARI+」の告知フライヤー制作の裏側

今回、群馬県高崎市で水道工事
関連事業を営むKTSさまから、
「HABAKARI+(ハバカリプラス)」という
移動式の水洗仮設トイレの告知用A4
フライヤー制作をご依頼いただきました。

今まではKTS代表(以下「Kさん」とします)
の知り合いの人たちに貸していたけれど、
今後は、製作した「移動トイレ」を事業の
一つとしてレンタルサービスを本格的に
始めたい。

工事やリフォームなどで、お客さんに
不自由なく安心して清潔なトイレを使って
もらいたい。という強い想いがありました。

当初抱えていた課題・悩み

KTSさまの課題・悩み
「自分でチラシを作ろうとしたけど、
うまくいかなかった」

「名刺は自分で作ったけど、
これがいっぱいいっぱいだった」

「本業が忙しくなり、チラシがいつできるか
もわからない」

Kさんは「餅は餅屋に任せるのが一番!」
と思い、デザイン会社をネットで検索し、
弊社を見つけてくださり、「場所も近い!」
ということで、お問い合わせをいただきました。

ヒアリングの重要性:ターゲットを二層で捉える


ターゲットを
「建築会社」と「エンドユーザー」
の二層で考える

まずは、打ち合わせでヒアリングをして、
ターゲットを明確にするために話をお聞き
しました。

最初はKさんご自身でチラシを作ろうと
していたので、手描きのラフと商品の写真
を準備して持ってきてくれました。

Kさんが思い描くターゲット像
「飲食店経営者さま」
「建築・リフォーム会社関係者さま」
「もちろん一般のお客さまも」

話し合いの結果、Kさんから
チラシを使ってメインにPRをしたいのは、
「建築会社さんたち」との要望がありました。

なぜかというと、建築会社の工事担当の
方たちが、仮設トイレなどの手配もするか
らでした。

及部は「建築会社の方が、Kさんと同じ
熱量で、その先のお客さんにわかりやすく
説明できる人がどれだけいるだろう。」と
考えました。

利用したいと決めるのは、
実際に使う「お客さん」です。

「それなら、口頭で説明しなくても、チラシ
を見た人・読んだ人が誰でもわかりやすく
理解できる内容になっていることが大事
だ。」と及部は伝えました。

提案力で魅せる:わかりやすさを意識したキャッチコピー

オリジナルのキャッチコピーの考案
「仮設なのに、まるでおうちトイレ」という
キャッチコピーで、商品・サービスの魅力と
強みをシンプルに伝える。

KTSさんの想いを活かす構成案:イラストでの表現で柔らかい印象に。

Kさんご自身で用意されていた手描きの
ラフを最大限に尊重しつつ、
構成案に落とし込みました。

Kさん自作のラフを基に、一般的な仮設
トイレでの悩み事をイラストつきで表現
することを及部から提案しました。

構成案を基に、再度ヒアリングと
意見交換ですり合わせをしました。

制作のプロセス:想いを深く読み込み、スムーズな進行を実現

二回目の打ち合わせで、高崎商工会議所
のサポートを受け作成した「事業計画書」
を持参してくださいました。

Kさん
「うちは会社のホームページがないので、
どういう会社とか、どんなことをやっている
か知ってもらったほうがいいと思って
『事業計画書』を持ってきました。」

及部は、この計画書を読み解き、Kさんの
「事業への深い想い」や「販路戦略」を理解
した上でチラシ構成に落とし込みました。

この事前の情報共有があったおかげで、
チラシの表と裏でターゲットに合わせた
アピールポイントを明確にすることが
できました。

表面は
「エンドユーザーへの訴求」と
「導入メリット」を融合。

KTS「HABAKARI+ レンタルサービス」告知用フライヤー表面

裏面は
「移動トイレの特長と仕組み」を
建築会社さまがお客さまに説明する手間
を省けるように、わかりやすさを重視。

KTS「HABAKARI+ レンタルサービス」告知用フライヤー裏面

また、打ち合わせで必要な箇所の写真に
ついてもお互いに丁寧に確認したことで、
写真提供もスムーズでした。

結果、初校からの修正はたった1回で
済み、スムーズに納品まで進めることが
できました。

納品した際、Kさんから「今回のチラシを
会社のインスタにあげたいと思っていま
す。PDFのデータはいただけますか?」と
相談がありました。

及部から「アウトラインをかけた(文字編集
などが不可)PDFデータはお渡しできま
す。」とお伝えし、データを送付しました。

Kさんからは「せっかくいいチラシを作って
いただいたので、多くの人に見てもらえる
ようにたくさん配りますね」と、力強い
お言葉をいただきました。

チラシ制作で大切なこととは。

最後に
「自分で作ったけど、なんだか伝わらない」
「商品の魅力に合ったキャッチコピーが
思いつかない」
とお悩みの個人事業主様へ。

あなたの想いを「伝わる」形にしませんか?

紙媒体は、運が良ければ
“「ひとり歩きする」という可能性を
秘めている”。

「そのときのために、説明する人がいなくて
も、誰が読んでも、だいたいのことがわか
るようにしておくことを意識している。
そのチラシがきっかけで、次の展開が
生まれるかもしれないから!」と及部が語っ
ていました。

及部デザイン事務所では、
「誰に」「何のために」「何をどう伝えるか」を
明確にするために、丁寧なヒアリングを
心がけています。

チラシ制作で悩んでいる方は、
お気軽にご相談ください。

【作品実績はこちら】

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