「トイレトレーラー」とは。仮設トイレとの違いはどこだろう?

「トイレトレーラー」には、どんなメリットがあるの? ブログ

こんにちは。長壁です。

「トイレトレーラー」??
みなさんは知っていますか?

私は、テレビで観て初めてその存在を
知りました。

社内でも話題になっていたので、テレビを
観たときに、トレーラーらしき映像が映って
いて、車体に「TOILET」という文字が見え
たのです。
もしかしてこれがトイレトレーラー?

「トイレトレーラー」とは?

「トイレトレーラー」とは、移動式のトイレで
す。災害のときに水が使えなかったり電気
が使えなかったりして、自宅や公共施設
など普段当たり前のように使っていたトイ
レが使えなくなったとき役立つトイレだそ
うです。

移動式なので、けん引車でどこでも運ぶ
ことができ、給水タンクと汚水タンクを備
えているそうで、すぐに使うことができると
いうことです。

仮設トイレとの違いは?

では、仮設トイレとはどう違うのかな?
災害時には仮設トイレを設置してあるのを
やはりテレビで観ました。

それ以外でも、建設現場や工事現場、
イベント会場やグラウンドなどにも仮設
トイレがあるのを見たことがあります。

仮設トイレとは、元々トイレがない場所
などに、仮に設置される簡易式のトイレ
です。

仮設トイレの主流になっているのが、簡易
水洗トイレとのことです。
フットポンプやペダルを踏んで、水タンク
から水を汲み上げて排泄物を流します。

給水排水の工事は不要ですが、定期的に
汲み取りが必要で、和式が多いみたいで
すが、洋式も増えているとのことです。

私、このタイプの仮設トイレを利用したこ
とがあります。
今まではいわゆるボットン便所と呼ばれる
トイレ=仮設トイレのイメージがありました。

ただ、1,2回使う分には問題ないのです
が、災害時など頻繁に使うとなると気が
引けるというか、我慢してしまうなと感じ
ました。

「トイレトレーラー」のすごいところとは。

トイレトレーラーとはどういったトイレなのか?
移動設置型のトイレとのことです。
充電式バッテリーと貯水タンクが搭載され
ているので、断水下でもすぐに使い始め
ることができる。

4つの個室に洋式便座がそれぞれあり、
換気扇、清掃用の排水口なども配備され
ていることと、感染症対策用に紫外線照
射による殺菌装置もついている。

また、外部電力との接続やソーラーパネ
ルからの太陽光充電機能によって、長く
使い続けることができる。

仮設トイレと同じように、断水したときでも
すぐに使える。

しかし、移動式というメリットがあります。
給水タンクが空になった場合、近くに水源
があればポンプで給水や給水車から給水
などできる。
それが難しい場合には、自ら給水場所に
向かうことが可能なのです。

排水タンクに詰まった汚物をバキューム
カーで汲み取りますが、この場合も移動
式なので、バキュームカーに頼らず自ら
移動して下水道があるところまで向かい、
下水道に排出することが可能なのです。

群馬県には2台のトイレトレーラーがある!?

群馬県も「トイレトレーラー」を被災地に送っていた!?
調べていたら、な、なんと!群馬県と群馬
県大泉町が導入しているトイレトレーラー
を石川県能登町へ派遣したことを知りま
した!

『群馬県ホームページ』より
石川県能登町にトレーラートイレを派遣します(危機管理課)

群馬県と群馬県大泉町は、
一般社団法人「助けあいジャパン」が運営
している災害派遣トイレネットワークプロ
ジェクトに加入し、災害時のトイレ問題を
解決するため、クラウドファンディングを
通して支援を受け、昨年完成したそうです。

“災害時に被害の大きい被災地へ全国からトイレトレーラーを速やかに集結することにより、災害大国ニッポンに「助けあいのネットワークを」という取り組みです。”
詳しくはこちら↓

災害派遣トイレネットワークがもっと広が
り、全国の自治体が加入してトイレトレー
ラーを導入することができたら。

広範囲に渡ってトイレトレーラーを派遣す
ることができ、一度きれいに清掃するため
に地元に戻ったとしても、他の自治体から
の派遣があれば、交替制で常に清潔な
トイレを安心して使うことができるってこと
ですよね。

バトンタッチで他の自治体と協力して助
け合うことができるこの取り組みはとても
画期的だなと思いました。

また、移動式なので災害時以外でも平時
のときでも有効活用できることがステキで
すね。

現在全国20自治体が導入しているそう
です。
検討中の自治体もたくさんあるそうなの
で、増えていってくれると私たち国民も嬉
しいですね。

いつでも、いざというときも使える考え方。

社内ではこんな話にもなりました。
社長
「キャンプ場に常設しておいて、いざとなっ
たら集結できたら良さそうだよね。」
 「普段も使えて災害時も使えるからいい
んじゃない?」

長壁
「なるほど〜災害用と分けるのではなく、
普段から使っているものをいざというとき
にも活用できる仕組みが大事なのです
ね。」

考え方は「ロングライフ食品」と同じ!?
ロングライフ食品についても私はわかって
いなかったので、調べて簡単に説明しま
すね。

「ロングライフ食品」とは?

ロングライフ製法を用いることで、
「おいしさ」と「長持ち」を両立させた食品
のことです。

食品ロスの削減と常温で長期保存が可
能なので、キャンプやレジャーなどや、
災害時にも活用できる。

パンや飲料、デザート、とうふ、流動食な
どいろいろな商品があるそうです。
普段から常備しておいて日常生活でも使
えて、いざというときの備蓄にも使える便
利な食品なのです。

そういば、常温保存の豆乳もあるし、牛乳
もあるそうです!
知らなかった〜

長い目で見て、普段使える使っている
ものがいざというときにも使える!という
のはいいことづくめですね〜。

災害用と別に分けてしまうと、定期的に期
限をチェックしなければいけなかったり、
気がついたら処分しないといけなかったり
するのか…

実際にやってみた!普段も使える、いざというときにも使えるように。

災害時のことをネットで調べていたら、
「防災ポーチ作った!」という記事を発見!

災害に遭うのは自宅にいるときだけとは限
りません。と書いてあって、「確かにそうだ
よね!」と思いました。

私の場合、仕事に行くときも買い物に行く
ときも車移動なので、まずは車の中に常
備しておく「防災ポーチ」を準備してみま
した。

災害時だけということではなく、普段、
車に載っていても使えるものでまとめて
みました!
・マスク
・ティッシュ
・大きめのごみ袋
・レジ袋
・絆創膏
・くつ下
・レインコート
・小銭
・ハンカチ
・カイロ
などなど。

いざというときもあってよかった〜みたい
な感じです。
防災ポーチではなく、お助けポーチ?便利
ポーチ?になっちゃいましたが笑

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