こんにちは。長壁です。
「色」って、私たちの身の回りにあふれて
いるのに、その効果について考えたことっ
てありますか?
例えば、お菓子のパッケージの色。
改めて考えてみると、「確かに!」って思う
こと、ありませんか?
実は先日、社内で「なんで今まで気づか
なかったんだろう?」と思うような、色の
面白い効果について知るきっかけがあっ
たんです。
なぜお菓子のパッケージは「原色」が多いの?
社長
「このチラシ、赤や黄色を多く使っている
よね。目立たせたいのはわかるけど、逆に
他の情報が入ってこない気がするな。
スーパーのチラシならわかるんだけどね。」
長壁
「確かに、スーパーのチラシの感じですね。
今日の特売!みたいな。」
例えで、お菓子のパッケージとお米の
パッケージの色の違いについての話題に
なりました。
社長から、お菓子のパッケージは原色が
多く使われていることと、お米のパッケー
ジは落ち着いた色が使われているという
話を聞きました。
社長
「お菓子のパッケージには原色が多く使わ
れているでしょ?どうしてだと思う?」
長壁
「確かに原色が多いかも。何でだろう?」
社長
「それは、子どもは原色のほうが目につい
て見分けやすいから。」
長壁
「えっ?どういうこと?」
社長
「子どもは原色のほうが目につきやすい。
お菓子類のパッケージ以外にも、絵本や
おもちゃなども原色を使ったものが多い
よね。」
私はこの話を聞いて、子どもが小さかった
頃を思い浮かべました。
子どもの目に映る世界
小さい頃によく使っていたカラーボールや
ブロックなども赤・青・黄だったかも。
知育玩具も原色が多かったな。
原色を使った絵本を持っていたな。
子どもがお絵かきするときに使うクレヨン
も、赤・青・黄・緑などの色はよく使ってい
たので、短くなるのも早く、買い足してい
た色だったかも。
など、当時は気づかなかった原色につい
て考えるきっかけになりました。
なぜ子どもは原色に惹かれるのだろう?
その当時はあまり不思議に思わなかった
のですが、社長から話を聞いて疑問に
思ったので調べました。
原色は、子どもたちの好奇心を刺激させ、
感受性を豊かにしてくれるそうです。
子どもの目は成長過程にあるので、薄い
色や暗い色よりも、赤、黄、青などの原色
の鮮やかな色が認識しやすい。
鮮やかで強い色のほうが脳への良い刺激
となり、赤ちゃんの脳の発達を促す。
色に敏感に反応することで、いろいろな
刺激を受け、感受性が豊かになる。
感情を表現し、他者の感情を感じ取る力
を育むことにもつながる。
赤ちゃんや子どもにとって原色にはさまざ
まな効果をもたらす役割があったことを
知りました。
お菓子が大好きな私の子どもは、
一緒にスーパーに行くと、「お菓子見てき
ていい?」と子どもが言うので、私も「いい
よ!」と返事をすると、お菓子コーナー目掛
けて一直線に行っていたな。
たまにしか行かないスーパーでもお菓子
コーナーはすぐわかるのか、迷わず見つ
けていました。
原色を使ったパッケージが多い商品が
並んでいるので、目に入りやすかったのか
なと今改めて思います。
先日、私はスーパーに買い物に行ったと
き、お菓子類が並んでいる棚類をまじまじ
と見てみました。
「こんなに鮮やかだったんだ。」と今さらな
がら気づきましたw
お米のパッケージが「落ち着いた色」や「淡い色」なのはなぜ?
同じ食べ物でも、お米の袋の色が落ち着
いた色や優しい色を使っているのは、なぜ
でしょうか?
パッケージ全体に原色を使ったお米の袋
は見たことないですよね?
特に黄色や青色が使われない理由は、
品質の劣化と誤解される可能性があるから。
濃い黄色や青色のような強い原色は、
光を通しやすい場合がある。
お米は光に弱いので袋が光を遮断する
素材のほうが、お米の品質を保つのに
適しているそうです。
色に隠された目的とターゲット
お米の袋の色は、「品質保持」という目的
があります。
お米を保管・運搬する際の「保護」と、
商品としての「見た目の印象」を目的と
している。
お菓子の袋の色には、商品のイメージ
伝達と食欲増進を目的として特定の色が
使われる。
食欲をそそる色は赤、オレンジ、黄色と
いった暖色系。緑も食欲をそそる効果が
期待できるそうですよ。
色には「誰に何を伝えるか」という目的が
ある。
誰をターゲットにしているかも関係して
いることがわかりました。
お菓子はさまざまな種類があり、子ども
から大人まで幅広い層ですが、我が子が
そうだったように、親子で一緒に買い物に
行ったら、子どものほうがお菓子に食いつ
きます。
大人も自然とお菓子コーナーに足を運ぶ
流れになりますね。子どもが一緒だとつい
ついお菓子も買っちゃってたなと、まんま
とハマっていましたね。
身近なものでなぜこの色が使われている
のかを知ると、面白い発見があります。
誰にどういう目的でをしっかり考えられて
いるのですね。
また、色が持つ効果というのも考えて
設計されています。
色には「誰に何を伝えるか」という目的がある
食品のパッケージだけではなく、
チラシひとつにしても、目立たせたいから
「赤」「黄」といった思い込みで色を指定し
てしまうと、本当に伝えたいことが伝わら
なかったり、違った印象になってしまったり
する可能性もあります。
チラシなどは、写真や文章などで相手に
情報を伝える媒体です。目立たせたいか
らといって原色を多用すると、かえって
伝えたい情報が目に入りづらくなる可能
性もあります。
デザイナーは、全体のバランスや
クライアントのCIカラーなど、さまざまな
要素を組み立てて配色していると考えます。
必ずそこには目的があり、目的に合った
印象を持ってもらうためにはどれが最適
なのかを考えながら選択しています。
赤や黄色は目立つからというのは私も含
め、初心者にある色の思い込みですね。
ぜひ、こちらの記事も読んでみてください。
【初心者必見!】デザインの見え方の誤解を解く!目的から紐解く色の秘密
余談ですが、
息子たちに好きな色を聞いてみました。
長男(高2)は、「青」が好き。小さかった頃
も「青」が好きだった。
次男(中3)は、「ピンクと水色」が好き。
小さかった頃は「青」が好きだった。
2人とも即答でした。
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