【SDGs】バイオマス発電のバイオマスって何?

バイオマスってどういう意味?新しい言葉!? ブログ

こんにちは。長壁です。

バイオ?バイオマス?

SDGs関連でもカタカナ語がたくさん出て
きますね!

今、再生可能エネルギーの一つに位置づけ
られている「バイオマス発電」。
最近よく聞くけど、なんとなーくわかっている
つもりになりませんか?

バイオマス発電について調べてみました。

バイオマスのバイはどんな意味?

英語で「bio」

欧米の諸言語の語幹のひとつ。ビオとも言う。

バイオ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA

語源は、ギリシャ語の「bios」
人間などの生命の意味。
そして、ラテン語の「vivus」
生命のあるという意味。

「bio」がつく言語で聞いたことがある
バイオロジー(Biology)は「生物学」という
意味。
バイオテクノロジー(Biotechnology)は
「生物工学」という意味。

すごく身近な食べ物のヨーグルトで有名な
「ダノンビオ」がありますね。
この「ビオ」は「bio」かな?と思って調べました。

“菌を生かす”という意味を持つ言葉”プロ・バイオティックス(Pro-bio-tics)”に由来します。”バイオ”という単語は、ヨーロッパ圏では”ビオ”と発音し、これがビオの由来となります。

ダノンビオよくあるご質問ダノンジャパンより
「ダノンビオ」の名前の由来は何ですか

バイオは、生命がもともと持っている自然由
来の生きた資源ってことでしょうか!

バイオマスのマスはどんな意味?

英語で「mass」

かたまり、集団、多数などの意味。

デイリーコンサイス英和辞典 第4版
株式会社 三省堂

マスメディア(mass media)という言葉を
社内でもよく耳にしますが、
これは、多くの人に向けた媒体、手段という意味ですね。

バイオマス(biomass)は、生物や生命の集合体ってこと?

ネットの辞典には、次のように載っていました。

バイオマス、《エネルギー源として利用される生物資源》

Weblio 辞書 
https://ejje.weblio.jp/content/biomass

私が愛用している紙の辞書には、バイオマス
(biomass)という単語は載っていませんでした。
専門用語?と思ったのですが、この話をした
ときに、社長から「学生の頃はなかった言葉
だと思うよ」と教えてもらいました。

つまり、「バイオマス」という言葉は元々なかっ
た言葉で、新しくつくられた言葉なのだろうと
推察しました。

バイオマスという言葉が私たちにも身近に
なっている背景は、地球温暖化がありますね。
繰り返し使えてCO2(二酸化炭素)を排出し
ない「再生可能エネルギー」が注目されてい
て、再生可能エネルギーの一つが、「バイオ
マス発電」と言われています。

バイオマスとは、動植物などから生まれた生物資源の総称。
バイオマス発電では、この生物資源を「直接燃焼」したり「ガス化」するなどして発電します。
技術開発が進んだ現在では、様々な生物資源が有効活用されています。

「経済産業省 資源エネルギー庁」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/biomass/index.html

バイオマス発電で脱炭素社会を!

群馬県高崎市のお話です。
ある記事で、群馬県高崎市が地域新電力を
設立するらしい。
2024年8月をめどに、高崎市商工会議所や
民間企業などと協力し、ごみ焼却熱を活用
した新電力を立ち上げるそうです。

廃棄物発電の電力を主電源とするのは、
県内では初とのこと。

今まで使っていた焼却施設の老朽化に伴っ
て新しく建てられるそうです。
このクリーンセンターがまさに、焼却熱利用
で発電するのでバイオマス発電になるそう
です。

この新しく建てられるクリーンセンターからの
電力をもとに新電力会社として設立されるそ
うです。

公共施設や企業などに電力供給(販売)し
て、電力の地産地消による脱炭素社会を
目指すとしています。

再生可能エネルギーである太陽光発電、
風力発電と違い、天候や時間帯に左右され
ず、年間を通して一定量を発電できる強み
があります。

また、今まで電気料金として支払ってきた
金額よりも低い価格で供給が可能となるそう
ですよ。

私たち家庭からでるごみが活用されるって
ことですね!
住んでいる自治体ごとにエネルギーを上手
に循環していければ、家庭ごみの出し方にも
関心が出るきっかけにもなるかもしれないで
すね。

バイオマスを活用!私たちにできること

以前、ブログで生ごみを堆肥化させ、有機農
業に活用されていることを紹介しました。
家庭から出る生ごみの活用はこれからます
ます注目されるのではないでしょうか。

ブログ記事はこちら↓

2020年度群馬県の燃えるごみの排出量で
一番多かったのが生ごみだったそうです。
生ごみをいかに減らすかが課題でもあること
も事実なんだなと感じました。

燃えるごみとして生ごみを出すときは、水分
が多いと焼却処理をする際のごみ全体の発
電量を低下させるので、水分はしっかり切る
ことが大切だということです。

最近の我が家では、チラシでゴミ箱を作り、
そこには野菜や果物などの皮や野菜くずを
入れ、食べ残しなど水分が含んでいるもの
は水切り袋に入れて、乾いている生ごみと
水分を含んでいる生ごみを分けています。

すると、水分が含んだ生ごみが減り、その分
ゴミも軽くなり、毎週ゴミを出すときも気分も
軽くなっています(笑)

「SDGs17の目標」より
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
12 つくる責任 つかう責任

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