こんにちは。長壁です。
午後12時15分と言われたら、昼のこと?夜のこと?
社長が時計や時間についての本を読んで、
社長からいろいろお話を聞いて
「へぇ〜」と思うことがたくさんありました。
午後12時15分は昼なのか、夜なのか。
昼の時間を想像しますが、みなさんはどちらだと思いますか?
そこで、弊社のホームページで検索数が割と多い
「午前」「午後」についてもう一度調べてみました。
以前、校正で時間表記について調べたことがあり、そのことを
ブログで載せたので検索されているのだと思います。
時間・時刻については小学生で習います。
小学生の息子がいるのですが、
小学校では12時間制と24時間制の両方を教わるようです。
時計は1から12までの数字が使われているので、
基本的に時間・時刻については12時間制で学ぶようです。
身近なところでは電車やバスは24時間表記ですので、
24時間表記の数え方も教わります。
12時間制の場合は、1日を2つに分けます。
それが「午前」と「午後」
午前、午後を使って時刻を表すと“午前0時から12時まで”が「午前」
と“午後0時から12時まで”が「午後」となっています。
昼の12時のことを「正午」と言います。
考え方を変えて「正午」という漢字の意味を調べてみました!
「正」の漢字には、ちょうどという意味があります。
「午」の漢字は十二支の7番目の干支。
時刻の数え方では「午の刻」と言って昼の前後2時間を指すそうです。
太陽の位置から十二支と方角によって24時間を割り当てているんですね。
24時間を十二支で表していたので、午の刻より前の時間を「午前」。
午の刻より後を「午後」。
漢字を調べると1日は24時間で24時間のちょうど真ん中である
昼の12時を「正午」だということがわかりました。
12時間制で時刻を言うときは、昼の12時=正午=午前12時または、午後0時。
つまり、午後12時15分という言い方は間違いだと気づきました!
昼の12時15分を表記するときは、12時間制の場合、「午後0時15分」。
24時間制で表記するときは、「12時15分」。ということですね!
時間と時刻って生活に密着しているものだけど、調べてみたら
間違った使い方をしていたことに気づきました。
今回調べたことを時間表記の校正でも役立てたいと思います!
参照
「改訂新版・時計の針はなぜ右回りなのか」
著者 織田一朗
草思社文庫
https://www.amazon.co.jp/本-通販/b?ie=UTF8&node=465392
【関連記事】